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- 玉川ダム
- 18/06/28 11:00:33
16世紀の木像が、"修復"で別物になってしまったというニュースが海外で注目を集めています。像は、スペインのエステーリャという町の教会に置かれていたもので、馬に乗って戦う聖ジョージの姿を描いています。修復する場合は町当局に相談しなければならないと法で決められていますが、教会は相談なしに芸術学校の関係者に修復を頼んでしまったそうです。
修復された像は、全身がのっぺりと塗料を塗ったような姿になり、表情も変わってしまっています。町長はTwitterで、「教会側も、不適切な技術でこの芸術を台無しにしてしまった人も、善意であったことは疑いがない」としつつも、善意の行動だからといって許されるわけではないとコメント。像を元に戻せるのか、専門家による調査を行うとのこと。
Twitter上では様変わりした像の姿を、ベルギーのアニメ「タンタンの冒険」の「タンタン」や、日本の漫画「ワンパンマン」の「サイタマ」などのキャラクターに重ねる人もいました。なおスペインでは2012年にも、19世紀に制作されたキリストのフレスコ画が高齢の一般女性信者の手で"修復"され、物議を醸していました。
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鶴田ダム