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- 新成羽川ダム
- 18/06/07 18:02:06
06月07日 10時50分
県内では、生活保護を受ける世帯が増え続けていて、昨年度のひと月あたりの平均は2万4000世帯を超え、過去最多となっています。
県のまとめによりますと、昨年度、県内で生活保護を受けた世帯は、1か月あたりの平均で2万4065世帯に上り、前の年度を134世帯、上回りました。
前の年度を上回るのは平成8年度以降、22年連続で、統計を取り始めた昭和26年度以降、最も多くなっています。
世帯別に見ますと65歳以上の「高齢者世帯」が1万4133世帯で最も多く、次いで、「傷病・障害者世帯」が5927世帯、「母子世帯」が722世帯、などとなっています。
青森県の、人口1000人あたりに占める受給者の割合、「保護率」は30.55人で、大阪、北海道、高知、それに、沖縄、福岡に次いで、全国で6番目に高い水準でした。
「保護率」を市町村別に見ますと大間町が51.67人で突出して高く、次いで、佐井村が32.77人、青森市が30.55人、などとなっています。
県健康福祉政策課は「少子高齢化に伴う高齢者世帯の増加が背景にあり、当面は、この流れが続くのではないか」と指摘しています。
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