「誰でもいつかは死にますから」と救急対応されず女性死亡 フランス

匿名

クジラ

18/05/11 16:14:35

フランスで急病を発症し、死亡した女性への救急対応が問題になっています。女性が病院に搬送されたのは、救急電話をかけてから、およそ4時間後とされ、警察が調査を始めました。

 「どうされたんですか?」(オペレーター)
 「助けてください」(女性)
 「どうしたのか言ってくれないなら、切りますよ」 (オペレーター)
 「とても痛いんです」(女性)

 これは去年12月、フランス東部ストラスブールの自宅で、ナオミ・ムセンガさん(22)が激しい腹痛に見舞われ、救急電話をかけた際の会話です。オペレーターは女性の訴えにもかかわらず、救急車を派遣せず、医師が出張診療する案内番号を教えて電話を切りました。

 「死にそうです」(女性)
 「死んでしまうのですね。もちろん、誰でもいつかは死にますから」(オペレーター)
 「お願いです、助けてください」(女性)
 「私にはできません。あなたがどう具合が悪いのかわかりませんから」(オペレーター)

 地元メディアなどによりますと、女性はその後、親族に発見され、病院に搬送されましたが、救急電話からおよそ4時間たっていて、多臓器不全による出血性ショックで死亡したということです。

 遺族らは、電話での対応などを問題視していて、警察は担当者が救護を怠った可能性があるとして調査を始めました。(10日19:35)

最終更新:5/11(金) 12:27
TBS系(JNN)

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