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伊調選手は2010年、栄氏の指導を受けていた大学を離れた。直後の全日本女子合宿で、栄氏は伊調選手に「よく俺の前でレスリングできるな」と発言した。
第三者委が「逆恨みにも似た狭量な心情の発露」だと厳しく批判したのは、もっともである。
この年のアジア大会で、伊調選手は、選考基準を満たしていたにもかかわらず、代表から漏れた。派遣されたのは、実績が劣る選手だった。第三者委は、選考過程が「不明確」だと指摘している。
公正であるべき選手選考が、栄氏の私怨しえんで歪ゆがめられた、とみられても仕方あるまい。
栄氏は、吉田沙保里選手らも育て、指導者として確たる地位を築いていた。その実績がおごりにつながったのだろうか。- 13
18/04/09 12:47:24