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6月14日開幕のW杯ロシア大会に出場する日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督(65)が電撃解任される可能性が高まった。
9日の日本協会の常務理事会後に指揮官の去就に関する緊急記者会見が開かれる。
W杯出場決定後の監督交代となれば、日本サッカー史上初となる。後任候補には西野朗技術委員長(63)らの名前が挙がっている。
空中分解寸前の状況に陥っている日本代表が重要局面を迎えた。6月14日のW杯開幕まで66日。
複数の関係者の話を総合すると、日本協会の技術委員会は、3月のベルギー遠征後にハリルホジッチ監督の手腕を検証して解任する方針を確認。
9日の常務理事会で承認されれば、その後に会見を開き発表する見通しだ。
ハリルホジッチ監督にはコートジボワールを率いた10年にW杯南アフリカ大会開幕まで3カ月余りの時期に解任された過去があり、自身2度目の悲劇となる。
ハリルホジッチ監督は15年3月に就任。昨年8月31日にはW杯アジア最終予選オーストラリア戦でW杯出場権を獲得したが、その後低迷。
欧州組を招集した試合は1勝1分け4敗で、3月のベルギー遠征ではW杯出場権のないマリに引き分け、ウクライナには完敗した。
国内組で臨んだ昨年12月の東アジアE―1選手権ではホームで宿敵・韓国に1―4で惨敗している。
細かい戦術のない縦一辺倒の攻撃に選手からは疑問が出ていた。レスターのFW岡崎を招集しない選考基準にもチーム内から不満が噴出。
ハリルホジッチ監督は「問題は内部で解決する。外部に対する発言は良くない」とかん口令を敷く方針を示したが、
多くの選手が報道陣に対して堂々と采配批判ととれる発言を繰り返した。
この非常事態を受け、日本協会はスタッフを主力選手のもとへ派遣。指揮官の評判を集めたが、否定的な回答が多かった。
視聴率低下など人気低迷によるスポンサー側の不満もあり、解任は不可避と判断したもようだ。
日本協会の西野技術委員長はベルギー遠征後に「もう猶予はない。各国が与えられた準備期間は等しいので、
画期的に好転していくようなことを考える必要がある」と語っていた。
後任の有力候補は西野技術委員長。柏、G大阪などでJ1歴代最多通算270勝を誇り、96年アトランタ五輪ではブラジルを破る「マイアミの奇跡」を演出した。
16年3月から現職でチームに同行しており、内情を把握していることも強みだ。
一方で20年東京五輪に出場するU―21日本代表の森保一監督にA代表を兼任させるプランもある。6度目のW杯を前に日本協会が賭けに出た。
◆西野 朗(にしの・あきら)1955年(昭30)4月7日生まれ、埼玉県浦和市(現さいたま市)出身の63歳。浦和西高、早大、日立でプレー。
攻撃的MFで日本代表として12試合1得点。90年に現役を引退。96年のアトランタ五輪では監督として28年ぶりに日本を本大会に出場させた。
98&1年柏、02&11年G大阪、12年神戸、14&15年名古屋と監督を歴任。16年3月に日本サッカー協会の技術委員長に就任した。
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No.48 主 ウズラ
18/04/11 05:05:04
日本サッカー界を揺るがす大きなニュースは海を越えて早くも報じられている。日本代表ヴァヒド・ハリルホジッチ監督の解任騒動に関し、同監督と所縁の深いフランスのメディアがショッキングな疑惑を突き付けた。
フランス国内だけに留まらず、世界のサッカー情報を網羅するメディアである「France Football」は4月9日、「日本のハリルホジッチ監督がロシアW杯まで残り2カ月を切ったこのタイミングでまさかの解任の憂き目に合う」と報じ、日本サッカー協会による正式な会見を前にして、「ハリルホジッチは今や日本の指揮官ではなくなってしまった」と伝えている。
「日本でもまだ正式にアナウンスされていない時点でのフライング報道には驚かされましたが、さらに驚愕モノだったのは、その後に同メディアが唱えた日本の元代表選手たちによる“黒幕説”です。
いわく、ハリルホジッチ監督によって代表から干されかけた元代表プレイヤーたちが日本サッカー協会に対し、同監督を解任するよう働きかけたというのです。ネット上では早くもハリルを解任へと追い込んだ犯人探しが一部でスタートしており、現在は代表に選ばれるも、これまで何度かハリルと衝突したと噂された本田圭佑や香川真司、岡崎慎司といった名前が取り沙汰されています。
W杯まで2カ月のタイミングでこのような事態となってしまったことは異例の出来事ですし、協会内や身内のゴタゴタが反映されている証拠とも言えるでしょう」(スポーツライター)
2015年より日本代表の舵取りを任され、苦難のアジア最終予選を何とか乗り越えてきたハリルホジッチだが、過去には何度もメディアに向けてその不満を爆発させるなど、人間性・キャラクターも強烈そのもの。選手の中にそれを快く思わない人間がいたのだろうか。
いずれにしても、4年に1度の晴れ舞台まで残り2か月。はたして日本代表はこの難局から、戦う一枚岩へと団結できるのだろうか。今後の展開に注目したい。
(ジェイコヴ)
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