>>217
似たような事件の裁判では賠償金はもっと安くなってますね

損賠訴訟
「いじめでＰＴＳＤ」認定　保護者と金沢市に賠償命令　地裁判決　／石川
毎日新聞2018年2月27日　地方版
金沢市の市立小学校在籍中にいじめを受け心的外傷後ストレス障害（ＰＴＳＤ）を発症したとして、高校１年の男子生徒と両親が同級生３人の保護者と市に計約５８０万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が２６日、金沢地裁であった。加島滋人裁判長はいじめとＰＴＳＤ発症の因果関係を認めるとともに、学校側の対応にも過失があったとして、保護者と市に慰謝料など計約６６万円の支払いを命じた。

　加島裁判長は、男子生徒が小学校卒業後の２０１４年７月にＰＴＳＤと診断されたのは、５～６年時の同級生３人らの悪口などによるものと認定。保護者は監督義務を怠ったと判断した。また「別室で授業を受けたいと考えていた原告に、教室に戻るよう指示した校長らは著しく配慮を欠いた」として、管理する市の過失も認めた。

　判決によると、男子生徒は４年生だった１１年から卒業まで、３人から「本を盗んだ」と言いがかりをつけられたり悪口を言われるなどした。また１３年１２月から別室で授業を受け、継続を希望していたにもかかわらず、校長らに元の教室に戻るよう言われた。【日向梓】