組み体操事故 男子生徒が和解

匿名

静岡おでん

17/12/11 16:39:39

 東京都世田谷区立小学校で平成26年、運動会の組み体操の練習中に転倒し、頭痛などの症状が残ったのは担任教諭が注意義務を怠ったためだとして、当時小学6年で現在、中学3年の男子生徒(15)が区と教諭に計約2千万円の損害賠償を求めた訴訟は11日、東京地裁(鈴木正弘裁判長)で和解が成立した。

 男子生徒側や区によると、和解内容は、区が事故に遺憾の意を表し、事故後に「生徒や保護者の心に寄り添った対応をなし得る余地があった」ことを認め、謝罪の意を表する内容。区は損害賠償金1千万円を支払う。教諭との和解は不成立となったが、生徒側は同日、訴えを取り下げた。地裁が今年4月に和解を勧告していた。

 事故は26年4月14日に発生。体育館で他の児童とペアを組んだ倒立の練習中に転倒し、後頭部や背中を強打。その後、「脳脊髄液減少症」と診断された。

 生徒側は、教諭はマットを敷くなどの安全対策をしなかったほか、事故後も必要な措置を取らなかったなどと主張していた。

 和解後に会見した父の定松佳輝さん(57)は「被害を受けて一番つらい思いをするのは子供。(同様の)被害を受けた他の方も苦しいと思うが、勇気を持って声をあげてもらいたい」と話した。

産経新聞

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