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- 17/12/04 16:41:28
12月に入り、本格的に寒さが厳しくなってきたが車でのお出かけ前に忘れちゃいけないのがエンジンルームやボンネットに潜り込んで暖をとる猫の事故を防ぐ「猫バンバン」。
ところ変わって米国では、フロントグリル内に怯えたボブキャットが潜んでいた!
「猫バンバン」は日本自動車連盟(JAF)や日産自動車が推奨するドライバーに向けて呼びかけている乗車前の新しいマナー。
朝晩の冷え込みが厳しい季節になると猫は暖かさを求めて駐車中の車に潜り込ことが多い。気づかずに発進した場合、パニックを起こした猫が回転部分に巻き込まれたりエアダクトに吸い込まれてしまうなどの痛ましい事故を防ごうと、乗車前にボンネットを叩いたり、車体をユサユサ揺らしたりして確認する作業のことだ。
感謝祭の祝日だった先月23日、米東部バージニア州リッチモンドで大学の駐車場に停めた直後のプリウスに、生きたボブキャットが潜んでいるのが見つかった。
この車の持ち主の女性はその日の朝に80キロを運転し、大学構内の駐車場に到着後、愛車のフロントグリル内に野生生物が体を縮めているのを発見。
すぐにリッチモンド市の動物レスキュー隊が駆けつけ、ボブキャットを助け出しバージニア州の野生動物病院に連れて行った。ボブキャットはひどく興奮していて、背中に大きな切り傷を負っており、高熱を発していた。傷口からは筋肉と靭帯が露出していて、胸が強く圧迫されたせいで肺が潰れて肺挫傷を負う重傷だった。傷を綺麗に縫合し、懸命の治療を行なった結果、心配していた失明や頭部外傷はなく、いまではかなり元気を取り戻していると言う。
ボブキャットを救ったアレクサ獣医は「感謝祭の奇跡です!順調に回復すれば、1ヵ月後には退院できるでしょう」と話している。
2017年12月02日 08時00分 ハザードラボ
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