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- 17/12/03 20:06:42
11月下旬、神奈川県某所。早朝から白い息を吐きながら走る女性ランナーがいた。そのスピードは明らかに市民ランナーの速さではない。隣を自転車で伴走する男性がかける声に頷きながら約1時間半のランニングを終えると、2人はコンビニに寄り、肩を寄せ合って買い物を済ませ、同じアパートに入っていった──。
女性の名は岩出玲亜(22)。低迷の続く日本マラソン界のニューヒロインだ。19歳でマラソンデビューすると、10代の日本記録を更新。この11月12日に開催された「さいたま国際マラソン」では日本人最高の5位に入り、東京五輪の最有力候補と目されている。スポーツ紙記者が言う。
「端正なルックスが話題の岩出ですが、競技に対してはとにかくストイック。今年5月には、駅伝ではなくマラソン中心の練習に集中したいという意向のもと、実業団のノーリツ(本社・兵庫県)を退社し、スポーツメーカー『アンダーアーマー』の日本正規代理店であるドームに入社しました」
そんな岩出と行動を共にしたのがノーリツのコーチだったA氏(35)。冒頭の自転車に乗った男性である。
「ドームに長距離選手は所属しておらず、岩出は単独でトレーニングに励むしかない。マラソンに専念したいとはいっても実業団の練習環境を捨てるのはかなり覚悟がいる。一緒に付いてきてくれるA氏の存在が移籍決断の決め手になったのでしょう」(同前)
東京五輪のマラソン代表を目指して“茨の道”に飛び込んだ期待の新星と、彼女が全幅の信頼を置くコーチの師弟愛──そう受け止められているのだ。だが、その師弟愛には別の問題が起きていた。
2人は現在、神奈川県内のアパートで共に暮らしているようだが、実はA氏は妻帯者だったのである。A氏の妻・B子さんの友人が語る。
「夫婦は別居中で、今後離婚について話し合いが持たれると聞いています。今年の4月頃にB子はAさんから突然、“離婚したい。出て行ってくれ”と言われたんです。2人は昨年の9月に結婚式を挙げたばかり。B子はわずか半年後に別れを告げられるとは思いもせず、彼の申し出に混乱していました」
B子さんが“別れの理由”に気づいたのは、それから約1か月後のことだった。離婚を提案されてからしばらく実家に身を寄せていたB子さんが、荷物を取りに自宅へ戻った際のことだという。友人が続ける。
「見覚えのない大きなスーツケースがあり、女性物のパジャマや下着もあった。それらが岩出さんの物だったんです。B子が帰ってきたAさんを問い質しても、彼は“一時的に岩出を住まわせている”というばかりだったそうです」
その後、A氏はB子さんと暮らした家を解約。岩出が神奈川県内に新たに借りたアパートが2人の“練習拠点”となった。
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