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- 17/11/30 22:05:36
2017/11/30 19:40
©一般社団法人共同通信社
福島市で開かれた甲状腺検査評価部会=30日午後
東京電力福島第1原発事故による健康影響を調べる福島県の「県民健康調査」の甲状腺検査評価部会が30日、福島市内で開かれた。県内の全ての子どもを対象に行っている検査のうち2014年度から始まった2巡目で、がんやがんの疑いと診断された患者の地域別割合は、事故の避難区域に指定された県沿岸部などの13市町村が最も高いとの分析結果が報告された。
検査主体の福島県立医大の担当者は、事故との因果関係について現状での評価は難しいとの認識を示した。
1986年のチェルノブイリ原発事故では、4~5年後にがんが急増。事故の影響の有無を判断するには、2巡目の評価が必要とされる。
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