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- てんとう虫(サンバ)
- 17/11/17 19:40:41
産経新聞
平成24年に教員の指導後に自殺した新潟県立高田高の男子生徒=当時(17)=をめぐり、県教育委員会が「生徒指導が自殺の主因とは考えていない」と遺族に伝えていたことが分かった。遺族は、昨年7月に公表された第三者調査委員会の結論と異なるとして、米山隆一知事に質問書を提出する事態に発展している。
第三者委が報告書で「一連の生徒指導が最大の要因だったことは否定できない」と結論づけたことを受け、遺族は責任の所在を明確にするよう県側に要請。今年9月、県教委は「教諭の指導のみが決定的に重要な要因だったとは考えにくいと、報告書に記載されている」と回答し、主因は特定できないとした。
これに反発した遺族は今月13日、米山知事に県教委の主張に同意するかを問う質問書を出した。米山知事は15日の記者会見で、県教委と第三者委の見解を「どちらも間違っていない」とし、生徒指導が契機となったと認めながらも、要因は多岐にわたり特定は困難との考えを示した。文書で近く回答するとしている。
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