てるみくらぶ 社長ら 今日にも逮捕へ へのコメント（No.16）

てるみくらぶ破綻　返金は過去最低3．5％

　格安旅行会社「てるみくらぶ」が経営破綻した問題で、旅行者に対する日本旅行業協会からの返金が、支払額の3．5％にとどまることがわかった。
　日本旅行業協会は16日、「てるみくらぶ」の利用者について、ｸﾚｼﾞｯﾄｶｰﾄﾞ会社などからの弁済を受けた人を除く、1万643件、約34億円の債権を認定したと発表した。
　協会では、旅行会社が経営破綻した場合に、その会社の積立金の額に応じて、旅行者が支払った代金を弁済する制度を設けているが、「てるみくらぶ」は積立金が極めて少なかったため、この制度では1億2000万円しか弁済できない。
　このため、旅行者の債権34億円に対して、弁済される割合が過去最低の3．5％にとどまることになるという。
　観光庁は「てるみくらぶ」の破綻を受け、旅行者を保護する制度の強化を進めている。