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- 17/11/07 12:24:39
市場移転について東京都と業界団体代表が話し合う協議会が11月6日に開かれ、豊洲市場への移転時期を2018年の10月中旬とすることで合意しました。市場の開場日は2018年10月11日で最終調整していて、11月10日にも正式に決まる予定です。
東京都と市場業界側は6日の協議会で、移転時期を2018年の10月中旬とすることで合意しました。会合で、東京都中央卸売市場の村松市場長は「都としては、早期に豊洲市場への移転を実現するためにも移転予定時期を定めた上で、移転準備や新たな市場運営に向けた調整を進めていく必要があると考えている」と述べました。
具体的な豊洲市場の開場日は、直前に3連休がある「大安」の10月11日とする方向で最終調整していますが、11月6日の結論は持ち越されました。10日に再び協議会を開いて最終決定をすることにしています。
会合の後、築地市場協会の伊藤裕康会長は「できればきょう決めてしまいたかった。具体的に日にちを挙げてこの日はどうだとやったが完全には意見がまとまらなかった。あと2、3日時間をもらい、協議を続けたい」と述べました。
また、東京都の小池知事は文書で、市場業界側が要望した、知事が豊洲市場の安全宣言をすることなどについて「安全面での条件が整った段階で私から発信する」と回答しました。
当初、予定していた移転日から11月7日で1年となる中、混迷した市場の移転問題はようやく一つの節目を迎えます。
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今後の予定と、築地は…
東京都の中央卸売市場の豊洲市場への移転予定日は当初、2016年の11月7日でした。しかしその年の8月、東京都の小池知事が「安全性の確保が十分ではない」ことなどを理由に、移転の延期を決定しました。
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