【衆院選】自民党を離党した豊田真由子氏 孤独で激しいドブ板選挙(埼玉4区)

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      17/10/25 10:14:26

    豊田真由子氏は最下位 得票数は前回の4分の1の2万票 支援者らと涙流し抱き合う

    2017.10.23 02:35

     元政策秘書の男性への暴行・暴言問題で自民を離党し、無所属での出馬となった前職の豊田真由子氏(43)=埼玉4区=は22日の投開票の結果、5人の候補者中最下位の5位だった。得票数は2万1614票で、前回の8万8730票と比べ約4分の1に減った。新座市内の事務所に支援者の姿はまばらで、組織を離れた“草の根選挙”ぶりをのぞかせた。豊田氏は「私の力不足」と涙ながらに敗戦の弁を述べた。

    ■支援者は女性7人

     組織戦だった前回衆院選とは対照的に、スタッフのほかに訪れた支持者はわずか7人で、いずれも女性ばかりだった。午後10時50分ごろ、NHKが自民新人で元志木市議の穂坂泰氏(43)の当選確実を伝えると、支持者からため息が漏れた。

     約10分後、豊田氏が事務所の奥から姿を見せた。選挙期間中に自ら「みそぎの白」と説明して着用した全身真っ白の姿とは違い、上下グレーのスーツ。冒頭、「私の力不足。支えてくださった皆様、支えてくださったスタッフやボランティアに申し訳ない」と頭を下げた。選挙期間中の張りのある語り口とはうって変わり、聞き取ることすら困難な消え入るような声だった。

     記者から出馬の理由を改めて問われると、「地元と国のため役に立ちたいという強い思いで、もう一度やらせていただきたかった」と話した。

    ■「天と地ほども違う選挙」

     連日街頭に立って騒動について謝罪し、社会保障の充実などを訴えたが、再出発はかなわなかった。無所属となったことについて「厳しい戦いでした。政党も団体もバックアップのない状況。ボランティアとスタッフの草の根の手作りの選挙戦で、私を支えてくださって」と語ったところで言葉に詰まると、涙を流し始めた。

     「今までの2回とは全く違う選挙で、天と地ほども違う」と選挙戦を振り返る豊田氏。「その中でいろんな状況で身を粉にして応援してくださったスタッフやボランティア、こんな私に投票してくださった有権者の方に、力及ばず申し訳ないという気持ちしかない」

    ■暴行・暴言問題の影響「あった」

     力不足の具体的な要因を問われると、「いろいろな意味を込めての力不足。まず無所属で、何ら党や組織の応援もないこと自体ももちろん原因。スタートがまず、大変だった」と答えた。さらに「この5年間やってきたことや、これからやっていきたいことはいろんな場面でお話しさせていただいたつもり。けれども有権者の方が、これまでのことも含め判断されたことで、私の力が足りなかったことだと思う」と説明した。

     暴行・暴言問題の報道の影響については「あったのではないかとは思います」と認めた。

    ■「主婦が味方だよ」

     今後については「この選挙戦をどう乗り切るかを考えてきた。白紙です。この結果も含めて考えて参りたい」と述べるにとどめた。

     言葉に詰まると、支援者から「若いんだから頑張って」「優秀な人を落とせない。主婦が味方だよ」と励ましの声があがった。

     豊田氏は「ごめんなさい。ありがとう、こんな私を支えてくださってありがとうございました」と静かに返した。取材対応を終えると支援者の席に歩み寄り、互いに涙を流して抱き合っていた。

    産経ニュース
    http://www.sankei.com/politics/news/171023/plt1710230145-n1.html

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