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秋刀魚
2017.10.2
「希望の党」を立ち上げ、衆院選出馬も取り沙汰される小池百合子東京都知事。知事就任から1年あまり、築地市場から豊洲新市場への移転延期や2020年東京五輪の準備をめぐり混乱を招くなど、都政で実績を残したとは言いがたい。小池都政に翻弄された市場関係者は心底憤っている。
「(小池知事を)認められるところは1つもない。『希望』っていうけど、小池氏が出てくる前の方が希望はあった」
こう息巻くのは、築地で長年マグロ仲卸業を営む「鈴与」の3代目店主・生田与克(よしかつ)氏。豊洲への移転を延期した末に「豊洲は生かす、築地は守る」という併用案を打ち出した小池氏を強く批判した。
「現実的に不可能な話で、市場全員が何言ってるんだということになった。市場や流通を分かる人間からしたら、むちゃくちゃだ」
生田氏は魚河岸を営むかたわら、魚食や魚文化についての啓発活動にも精力的で、市場移転問題にもいち早く声をあげた1人。6月には生田氏を含む都民7人が、豊洲移転を延期した小池氏の判断は不当で、必要のない維持管理費がかかっているとして、知事らに約1億8000万円の損害賠償を求めて東京地裁へ提訴した。
30~40年間も議論された末、ようやく「2016年11月7日に豊洲移転」でまとまったのに、なぜ小池氏が蒸し返したのかと憤る。市場はもちろん、東京五輪の準備にも悪影響を及ぼすためだ。「築地の跡地は、3000台分の仮設駐車場になる計画だが、ホテル並みの付帯設備が必要になる。タイムリミットは2年なのに移転しない」
築地市場の解体が遅れたため、新橋-晴海間をつなぎ五輪選手にとって重要な輸送路となる環状2号線の計画が棚上げになっていることにも言及した。
「環状2号線を確保しないと選手たちが移動できず、われわれも商売にならない。早期開通が移転の条件だった。昨年11月7日に市場を移転してすぐ着工し、五輪の1カ月前に全面開通する計画だったが、小池氏は全部ひっくり返しただけ」
都政の重大問題が解決されず、市場関係者が不安に駆られるなか、国政に意欲をみせる小池氏に対し、生田氏はこう突き放す。「衆院選に向けて党を立ち上げて、党首をやるとか、そんな話をしている場合ではない。無責任きわまりない」
zakzak(夕刊フジ)
http://www.zakzak.co.jp/soc/news/171002/soc1710020012-n1.html
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No.9 主 かぼちゃ
17/10/06 07:30:55
専門家「安全性高いのは築地より豊洲市場」
http://www.news24.jp/articles/2017/03/30/07357725.html
豊洲市場の移転問題を巡り、「食の安全と安心」に関する専門家らが会見し、「安全性が高いのは築地よりも豊洲市場」とする見解を示した。
食の安全と安心について考えるNPO法人「食の安全と安心を科学する会」が、豊洲市場の安全性について大学教授や研究者などに意見を求め、30日、統一見解を示した。見解では、「築地と豊洲を衛生管理面から比較すると、安全性が高いのは豊洲」「地下水は使うものではないので、食の安全性が脅かされるとは言えない」などとしている。
山崎毅理事長「地下水は食の安全にあまり大きく影響しない。上水道、空調、すべてにおいて豊洲市場の方が優れている」
小池知事は「科学的な安全だけでなく安心が必要」としているが、専門家は「都民から1番信頼されている小池知事の安全宣言が安心につながる」と指摘した。
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No.13