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第25週「さらば北村笑店」(前半)
3月19日(月)
風太(濱田岳)は伊能(高橋一生)が辞表を置いて、人知れず北村笑店を去ろうとしていたことを知って驚く。
自分が北村にいる限り映画台本が検閲に通ることはないと考えた伊能は、北村を辞めアメリカに行くことを決めた。伊能を探して事務所まで来たてん(葵わかな)とトキ(徳永えり)は、アメリカ行きを考え直すよう伊能を説得する。だが、映画や娯楽への熱い思いを語る伊能を見て、てんは伊能にあることを提案する。
●伊能がアメリカに行く目的が白黒映画をカラー映画にすることだと知り、てんは許可した
3月20日(火)
てん(葵わかな)の計らいで、伊能(高橋一生)は北村の社員として渡米することになった。
風太(濱田岳)は別れを惜しんで伊能と酒を酌み交わし、てんはジャズに合わせて伊能とダンスをした。
大陸での戦火が拡大するなか、洋風の芸名を変えるよう通達があり、リリコ(広瀬アリス)やキース(大野拓朗)がやり玉にあがる。
やがて太平洋戦争が始まり、暗い世相を笑い飛ばそうと漫才を書き続ける万丈目(藤井隆)が突然倒れてしまう。
●それから半年後、北村の映画は検閲に通り、笑いや恋愛シーンをカットせずに満足いく内容になる
●太平洋戦争に突入して北村の芸人達にも赤札が来るようになる
台本の書き直しで万丈目が倒れるものの楓は台本を書き続けて寄席の営業を続けられたが、国の命令で南地風鳥亭の取り壊しが決まる
3月21日(水)
戦局が悪化し配給もままならない中、てん(葵わかな)たちは寄席の営業を続けていた。
だが、空襲の被害拡大を防ぐため南地風鳥亭を取り壊すという通達を受け、てんも風太(濱田岳)もショックを受ける。
てんは取り壊し撤回のため方々を走り回るが万策尽き、やむなく南地風鳥亭を立ち退くことにした。
リリコ(広瀬アリス)やキース(大野拓朗)など芸人たちも総出で、思い出の詰まった寄席の引っ越し作業を始める。
3月22日(木)
てん(葵わかな)は隼也(成田凌)に召集令状が届き、大きなショックを受ける。
隼也の入隊前にてんが少しでも話す時間を作ってやろうと、風太(濱田岳)は隼也を連れ戻しに川崎へ向かった。
一人大阪に帰って来た隼也と顔を合わせたてんは、気まずさが解けないまま、久しぶりに親子二人で出征祝いの夕食を囲んだ。
隼也は自分が留守の間、つばき(水上京香)と息子・藤一郎(南岐左)の面倒を見て欲しいとてんに頼み込む。- 0
18/03/18 21:38:27