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第8週「笑売の道」(前半)
11月20日(月)
てん(葵わかな)と藤吉(松坂桃李)が開業した寄席は客足も順調に見えるが、芸人たちを差配する寺ギン(兵動大樹)への支払いが多くて、もうけがほとんどない状態だった。
客の回転率を上げて何とか売上げを伸ばそうと考えた二人は、寄席経営のベテラン・亀井(内場勝則)の秘策を試してみるが、かえって客足が途絶えてしまう。
てんの実家から借りた開店資金返済のめども立たず、業を煮やした啄子(鈴木京香)はある決意をする。
●風鳥亭がスタートして3ヶ月経つ
●下足番になった亀井は客寄せと客の回転をよくするためのアイデア(夏でも火鉢を使い暑くする)を藤吉は
採用するが暑さで客足が遠のいた
●妹のりんから手紙が届いて、結婚したことを報告
11月21日(火)
商売に不慣れなてん(葵わかな)と藤吉(松坂桃李)に寄席経営を任せられないと、ついに啄子(鈴木京香)が立ち上がった。
客への団扇(うちわ)の貸し出しや下足をきれいに磨くサービスなどを次々と始め、客足の回復に取り組む。
てんは寄席で冷やし飴を売ることを思いつき、売り方にも一工夫して売り上げをぐんぐんと伸ばす。
そんなてんの才覚を目の当たりにした伊能(高橋一生)は、藤吉にとんでもない願い事を言い出す。
●啄子はてんと藤吉にチンドン屋の格好で営業させて、それが効果を上げて人が集まり始める
11月22日(水)
伊能(高橋一生)は斬新な冷やし飴の売り方を考案したてん(葵わかな)の発想力と商才にほれ込み、自分の商売にてんの力を貸して欲しいと頼み込む。
そのかわり伊能は藤吉(松坂桃李)と一緒に、寄席の表で客の呼び込み(チンドン屋)をする羽目になった。昼間の通りには女性や老人がたくさんいることに気づいた伊能は、夜営業だけの寄席を昼にも興行してはどうかと提案する。
その読みはぴたりと当たり、女性客や老人客が風鳥亭につめかけた。
●伊能は自分の活動写真の商売にてんの商才を使わせて欲しいと頼む
11月23日(木)
昼興行を始めた風鳥亭は客足も伸び、てん(葵わかな)は藤吉(松坂桃李)の寄席経営を支え充実した日々を送っていた。
だがいつもと様子のまったく違う、暗くて無口な風太(濱田岳)が突然現れたことで、てんは幸せな日常から一気に奈落の底に突き落とされる。
妹の結婚式の様子や家族が元気にやっているかを聞きたがるてんに対して、やっと重い口を開いた風太が告げたのは、てんの父・儀兵衛(遠藤憲一)のことだった。
●儀兵衛は長らく患っていた病気により他界した。すでに49日も終わっていた- 0
17/11/19 12:16:42