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救助に向かい、命を落とした寺田さん。知人たちがその死を惜しんだ。
よく通っていた居酒屋で働く舟越ふみさん(46)は「人当たりが良く、みんな『寺田パパ』と呼んで慕っていた」。子どもが同い年で、餅つきや海水浴を一緒にする仲。事故後、「あのパパなら、おぼれる子がいたら助けに行くだろうね」と友人らと話したという。
寺田さんはこの日、海岸へ貝掘りに訪れていた。「『妹に貝を食べさせてやる』と張り切っていたのに……」と残念がった。
大手運送会社に勤務する傍ら、地域の女性バレーボールチームの監督も務めていた。指導を受けていた山田由紀さん(45)は「熱くて思いやりのある方。残念でしょうがないです」。
前町内会長の舟越保さん(71)には、チームが地域大会で優勝した昨年の打ち上げで、手作りのサンマずしを振る舞う姿が印象に残っている。「面倒見がいい人で、地域の活性化に貢献してくれた」としのんだ。- 0
17/08/13 01:03:13