墓参り
中国・四川省の世界遺産「九寨溝」の近くでおきた地震では、死傷者が450人以上にのぼっている。余震が続く中、救援活動も難航している。
九寨溝まで80キロほどの場所では、地元の人たちがボランティアで水や食料を配る活動をしている。
10日、九寨溝まで50キロの場所に向かったが、まだ危険だということで当局によって取材を阻まれた。救助のための車両を優先するためだと当局は説明している。
中国メディアによると今回の地震では、観光客6人を含む20人が死亡、けが人は431人にのぼっている。
地元政府は、九寨溝にいた観光客や住民など約6万人を周辺都市などへ移動させ、九寨溝への観光客の受け入れも一時的に停止するとしている。また被災地では、崖崩れで孤立していた住民10人が救助されたという。
9日昼過ぎから体で揺れを感じる地震はまったくなかったが、10日朝、マグニチュード4.3の地震があった。地震局によると8日夜の地震以降、揺れを感じないレベルの1600回をこえる余震が観測されていて、落石などの危険性もあることから救援活動も難航している。
日テレNEWS24 08/10 18:13
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