積水ハウス、63億円の詐欺被害 「地面師」か

大手住宅メーカー「積水ハウス」(本社・大阪市)が東京都内の土地取引を巡り、購入代金63億円を支払ったにもかかわらず、土地を取得できない事態になっていることが、同社などへの取材でわかりました。

同社から相談を受けた警視庁は詐欺事件として、捜査を始めました。関係者によると、所有者になりすまして不動産取引を持ちかける「地面師」の被害に遭った可能性が高いといいます。

2020年東京五輪・パラリンピックを控え、都心では不動産価格が上昇。地面師による被害が目立っていますが、大手企業が被害に遭うのは異例です。