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17/07/26 16:13:11
◆「私は、加計ありきではありません」 特区の申請をしてから、何回も門前払いを食らいました。いろいろな方策で模索しましたが、一番強い反対は日本獣医師会でありました。 当時、直接の接触はありませんでしたが、ホームページでは専務理事が、今治の獣医学部新設に関して、ケチョンケチョンの論陣を張っておられました。その中でも、要するに「養成はちゃんとするから、余分なことをするな」というのが基本であります。 そして、当時から私が大変疑問に思いましたのは、まず獣医師の養成が、箱根の関所から東で8割の入学定員があり、箱根の関所から西の方には2割の入学定員しかない。しかも、私学は水増し入学をしますから、実質的には養成される獣医師の数は、箱根の関所から東は80数%。場合によっては90%近くがそちらで徴集。 空白区は、四国であります。獣医師が確保できない。県知事としていろんな対応をしても、とにかく、たとえば、地方公務員は競争試験が原則ですが、獣医師はもう「無試験でもいいから、どうぞどうぞ」と言っても来ていただけない。 獣医師会の反対は何かと言ったら、処遇しないからだと。では愛媛県だけは、あるいは四国は獣医師の給与体系を、国家公務員の獣医師よりも上回る体系を作ることができるのか。それでは、獣医師が充足された時は給料を下げるのかと。給料の問題は、「愛媛は給料が安いから行かないんだよ」とか、「奨学金を出さないから行かないんだよ」と。「全部東京へ来たら、養成して帰すから」と。そういうことでいいのかなというがひとつ。 それから、新しい学部はできないという。それも反対されながら見ていました。でも、自分達はどうであったのかと申し上げると大変恐縮ですけれども、大学教授の定員は10年前と今日と変わらないままで、アメリカは必死にやっているのに据え置いたままで、新しいのはつくるな、つくるなと。 今回のケースにしましても、はるかに多い獣医学の教官をつくって、感染症対策なり、あるいは、ライフサイエンスなり、あるいは動物実験による創薬の研究なりと、幅広い学問をやるスタッフをそろえようと思っても、それにブレーキをかけるというのが、私には理解できない。 それならば、自分達でなぜこの10年の間に、アメリカに遅れないようにスタッフをそろえないのですかと。いまのままで置いておいて、今治にはつくるな、つくるなという。これはあまりにもひどいではないか、というのが私の思いでありました。 少し時間をちょうだいしてよろしければ、私の知事の任期の終わりの方に、民主党政権が誕生して、「自民党ではできないわ。私たちがやる」と言って、頑張ってくれました。対応不可の門前払いから、実現に向けての検討とレベルアップしました。「ああよかったね」と、私は次の知事にバトンタッチしました。 ところが、自民党政権に返り咲いても何も動いていない。何もしないでいて、ただ今治だけにブレーキをかける。それが、既得権益の擁護団体なのかという悔しい思いを抱えてきました。 そして、国家戦略特区で取り上げられ、私も昔取った杵柄で、いま今治市の商工会議所の特別顧問という形で、この応援団の一員として参加しております。 それを眺めながら、大切なことは欧米に伍した先端サイエンスと、感染症対策と、封じ込めと、私たち日本人の生命がかかるこの問題を、欧米に遅れないような獣医師の養成をしなければならないことに、手を加えないでおいて、「今治はだめ、今治はだめ」「加計ありき」と言うのは何でかなと思います。 私は、加計ありきではありません。加計学園がたまたま、愛媛県会議員の今治選出の議員と、加計学園の事務局長がお友達であったから、この話がつながってきて飛びつきました。これもだめなのでしょうか。お友達であればすべてだめなのか。そんな思いで眺めながら、今日やっと、思いの一端はこの場を借りて申し上げさせていただきました 続く
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No.1 主 そばめし
17/07/26 16:13:11
◆「私は、加計ありきではありません」
特区の申請をしてから、何回も門前払いを食らいました。いろいろな方策で模索しましたが、一番強い反対は日本獣医師会でありました。
当時、直接の接触はありませんでしたが、ホームページでは専務理事が、今治の獣医学部新設に関して、ケチョンケチョンの論陣を張っておられました。その中でも、要するに「養成はちゃんとするから、余分なことをするな」というのが基本であります。
そして、当時から私が大変疑問に思いましたのは、まず獣医師の養成が、箱根の関所から東で8割の入学定員があり、箱根の関所から西の方には2割の入学定員しかない。しかも、私学は水増し入学をしますから、実質的には養成される獣医師の数は、箱根の関所から東は80数%。場合によっては90%近くがそちらで徴集。
空白区は、四国であります。獣医師が確保できない。県知事としていろんな対応をしても、とにかく、たとえば、地方公務員は競争試験が原則ですが、獣医師はもう「無試験でもいいから、どうぞどうぞ」と言っても来ていただけない。
獣医師会の反対は何かと言ったら、処遇しないからだと。では愛媛県だけは、あるいは四国は獣医師の給与体系を、国家公務員の獣医師よりも上回る体系を作ることができるのか。それでは、獣医師が充足された時は給料を下げるのかと。給料の問題は、「愛媛は給料が安いから行かないんだよ」とか、「奨学金を出さないから行かないんだよ」と。「全部東京へ来たら、養成して帰すから」と。そういうことでいいのかなというがひとつ。
それから、新しい学部はできないという。それも反対されながら見ていました。でも、自分達はどうであったのかと申し上げると大変恐縮ですけれども、大学教授の定員は10年前と今日と変わらないままで、アメリカは必死にやっているのに据え置いたままで、新しいのはつくるな、つくるなと。
今回のケースにしましても、はるかに多い獣医学の教官をつくって、感染症対策なり、あるいは、ライフサイエンスなり、あるいは動物実験による創薬の研究なりと、幅広い学問をやるスタッフをそろえようと思っても、それにブレーキをかけるというのが、私には理解できない。
それならば、自分達でなぜこの10年の間に、アメリカに遅れないようにスタッフをそろえないのですかと。いまのままで置いておいて、今治にはつくるな、つくるなという。これはあまりにもひどいではないか、というのが私の思いでありました。
少し時間をちょうだいしてよろしければ、私の知事の任期の終わりの方に、民主党政権が誕生して、「自民党ではできないわ。私たちがやる」と言って、頑張ってくれました。対応不可の門前払いから、実現に向けての検討とレベルアップしました。「ああよかったね」と、私は次の知事にバトンタッチしました。
ところが、自民党政権に返り咲いても何も動いていない。何もしないでいて、ただ今治だけにブレーキをかける。それが、既得権益の擁護団体なのかという悔しい思いを抱えてきました。
そして、国家戦略特区で取り上げられ、私も昔取った杵柄で、いま今治市の商工会議所の特別顧問という形で、この応援団の一員として参加しております。
それを眺めながら、大切なことは欧米に伍した先端サイエンスと、感染症対策と、封じ込めと、私たち日本人の生命がかかるこの問題を、欧米に遅れないような獣医師の養成をしなければならないことに、手を加えないでおいて、「今治はだめ、今治はだめ」「加計ありき」と言うのは何でかなと思います。
私は、加計ありきではありません。加計学園がたまたま、愛媛県会議員の今治選出の議員と、加計学園の事務局長がお友達であったから、この話がつながってきて飛びつきました。これもだめなのでしょうか。お友達であればすべてだめなのか。そんな思いで眺めながら、今日やっと、思いの一端はこの場を借りて申し上げさせていただきました
続く
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