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流行のリカバリーウェア、効果感じる?
17/07/16 13:19:31
では、そもそもベルマーク運動って何なのか。広報部長の小菅さんに聞いた。 ーー60年近くも続いているのはなぜでしょう? もともと、へき地にある学校に教育設備を整えるための寄付金を集めてほしい、という要請が、「全国へき地教育研究連盟」という団体から朝日新聞社にありました。こうした寄付は一時的には集まっても、長続きしません。そこで、日用品についているマークを集めると、自分の子どもの学校の設備がよくなると同時に、へき地学校の支援につながるというモデルができあがりました。 自分のためにすることが、自動的に人のためになる。長く続けやすい活動なのです。 ベルマーク1点=1円 仕組みとしては、集めたベルマーク1点が1円のベルマーク預金になり、15社の「協力会社」から学校設備を買うことができる。購入額の10%が財団に寄付され、へき地学校や特別支援学校、震災などの被災校の教育援助にあてられる。 また、包装紙にマークをつける「協賛会社」は56社。年間260万円超の固定費のほか、回収されたベルマーク1点につき1.27円を払う。うち1円が前述のベルマーク預金に、0.27円が財団運営費などになる。 ーーマークの集計はPTAがやる作業なのでしょうか? まったくのボランティアで、学校や保護者の方が望むレベルの活動ができるかというと、量的に難しそうです。子どもはマークを集めることはできても、集計までは難しい。PTAの組織力に頼っているのが現状です。 確かに、アナログで昭和の香りが漂う活動ですよね......。コツコツ作業するくらいならそのぶんお金を払う、という声もあると聞いています。しかし、お金で解決するのではなく、活動自体にそれなりに意味があると理解しています。 ーー活動の目的が伝わっておらず、負担感が大きいです。 全国95都市で、ベルマーク運動の説明会を開き、活動の目的や各PTAの工夫についてお伝えしています。それが現場に伝わっているかというと、わからない部分もありますが。 集計のやり方は自由ですので、無理なく、効率的なやり方を工夫していただきたい。共働き世帯も多いので、強制だけはしないようにとお伝えしています。 ーーデジタル化はできないものでしょうか。 数年前から要望をたくさんいただいています。実は、財団理事の娘さんもベルマーク係を経験し、「何とかしてほしい」と言われてしまいまして。ベルマークは性善説に立っているのですが、デジタルだと二重登録の懸念が発生してしまうのが最大のネックです。 ただ、試行錯誤はしています。 財団経理部長の小林敏夫さんが、QRコードのようなものを見せてくれた。おなじみのベルのデザインがうっすら見える。小林さんが続ける。 「バーコードだとベルマークが入るスペースがないのでQRコードにしてみたのですが、通常のマークより大きくなるし、協賛会社さんに包装のデザイン変更をお願いしなければならない。二重登録も排除できないうえ、開発コストに1億円、ランニングコストに2000万~3000万円はかかります」 「マークをスキャナーで読み込む方法も考えましたが、包装の素材が各社バラバラなので認識ミスや欠損が出てしまうようです」 他にもコストがかからず簡単な方法がありそうでは、と聞くと、目下アイデア募集中、とのこと。5年をめどにデジタル化の可能性を探りたいそうだ。 「ただ、デジタル化したとしても、並行して紙は残すでしょうね。古きよき伝統ですし、地道に切り貼りしてこそ意味がある、という声も聞きます。PTAに負担をかけるのは申し訳ないですが、長年かけて浸透してきたことだからこそ、紙は残すべきだと思います」 それぞれのPTAが集めたベルマーク預金は、毎年ほぼ同じ残高で翌年度に繰り越されているという。代々、受け継がれた事業をやめられないのと同様に、貯めた預金を使うこともはばかられるのだろうか。 「すべての子どもに等しく、豊かな環境のなかで教育を受けさせたい」。そんな理念のもと、学校設備に替えることで1割が教育援助になるベルマーク預金。現在、およそ17億円が財団にプールされている。 https://news.yahoo.co.jp/pickup/6247115
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ママスタコミュニティはみんなで利用する共有の掲示板型コミュニティです。みんなが気持ちよく利用できる場にするためにご利用前には利用ルール・禁止事項をご確認いただき、投稿時には以下内容をもう一度ご確認ください。
上記すべてをご確認いただいた上で投稿してください。
No.1 主 広島つけ麺
17/07/16 13:19:31
では、そもそもベルマーク運動って何なのか。広報部長の小菅さんに聞いた。
ーー60年近くも続いているのはなぜでしょう?
もともと、へき地にある学校に教育設備を整えるための寄付金を集めてほしい、という要請が、「全国へき地教育研究連盟」という団体から朝日新聞社にありました。こうした寄付は一時的には集まっても、長続きしません。そこで、日用品についているマークを集めると、自分の子どもの学校の設備がよくなると同時に、へき地学校の支援につながるというモデルができあがりました。
自分のためにすることが、自動的に人のためになる。長く続けやすい活動なのです。
ベルマーク1点=1円
仕組みとしては、集めたベルマーク1点が1円のベルマーク預金になり、15社の「協力会社」から学校設備を買うことができる。購入額の10%が財団に寄付され、へき地学校や特別支援学校、震災などの被災校の教育援助にあてられる。
また、包装紙にマークをつける「協賛会社」は56社。年間260万円超の固定費のほか、回収されたベルマーク1点につき1.27円を払う。うち1円が前述のベルマーク預金に、0.27円が財団運営費などになる。
ーーマークの集計はPTAがやる作業なのでしょうか?
まったくのボランティアで、学校や保護者の方が望むレベルの活動ができるかというと、量的に難しそうです。子どもはマークを集めることはできても、集計までは難しい。PTAの組織力に頼っているのが現状です。
確かに、アナログで昭和の香りが漂う活動ですよね......。コツコツ作業するくらいならそのぶんお金を払う、という声もあると聞いています。しかし、お金で解決するのではなく、活動自体にそれなりに意味があると理解しています。
ーー活動の目的が伝わっておらず、負担感が大きいです。
全国95都市で、ベルマーク運動の説明会を開き、活動の目的や各PTAの工夫についてお伝えしています。それが現場に伝わっているかというと、わからない部分もありますが。
集計のやり方は自由ですので、無理なく、効率的なやり方を工夫していただきたい。共働き世帯も多いので、強制だけはしないようにとお伝えしています。
ーーデジタル化はできないものでしょうか。
数年前から要望をたくさんいただいています。実は、財団理事の娘さんもベルマーク係を経験し、「何とかしてほしい」と言われてしまいまして。ベルマークは性善説に立っているのですが、デジタルだと二重登録の懸念が発生してしまうのが最大のネックです。
ただ、試行錯誤はしています。
財団経理部長の小林敏夫さんが、QRコードのようなものを見せてくれた。おなじみのベルのデザインがうっすら見える。小林さんが続ける。
「バーコードだとベルマークが入るスペースがないのでQRコードにしてみたのですが、通常のマークより大きくなるし、協賛会社さんに包装のデザイン変更をお願いしなければならない。二重登録も排除できないうえ、開発コストに1億円、ランニングコストに2000万~3000万円はかかります」
「マークをスキャナーで読み込む方法も考えましたが、包装の素材が各社バラバラなので認識ミスや欠損が出てしまうようです」
他にもコストがかからず簡単な方法がありそうでは、と聞くと、目下アイデア募集中、とのこと。5年をめどにデジタル化の可能性を探りたいそうだ。
「ただ、デジタル化したとしても、並行して紙は残すでしょうね。古きよき伝統ですし、地道に切り貼りしてこそ意味がある、という声も聞きます。PTAに負担をかけるのは申し訳ないですが、長年かけて浸透してきたことだからこそ、紙は残すべきだと思います」
それぞれのPTAが集めたベルマーク預金は、毎年ほぼ同じ残高で翌年度に繰り越されているという。代々、受け継がれた事業をやめられないのと同様に、貯めた預金を使うこともはばかられるのだろうか。
「すべての子どもに等しく、豊かな環境のなかで教育を受けさせたい」。そんな理念のもと、学校設備に替えることで1割が教育援助になるベルマーク預金。現在、およそ17億円が財団にプールされている。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6247115
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