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NHKね。

中国 北朝鮮の核実験などに反対 米などには自制求める4月24日13時50分

北朝鮮が２５日に朝鮮人民軍の創設記念日を迎えるのを前に、

中国の習近平国家主席はアメリカのトランプ大統領と電話で会談し、

北朝鮮による核実験や弾道ミサイル発射に断固反対する立場を強調する一方、

朝鮮半島の緊張を高めるような行為は避けるべきだとして、

アメリカを含む関係国に自制を呼びかけました。

これは国営の中国中央テレビが日本時間午後１時のニュースで伝えたもので、

電話会談で習主席は、

「中国は、国連安全保障理事会の決議に違反する行為に断固反対する」

と述べ、

北朝鮮による６回目の核実験やさらなる弾道ミサイルの発射を認めない立場を強調しました。

一方で、

「中国は、各国が抑制を保ち、朝鮮半島の緊張を高めるような行為を避けるよう望む。関係国すべてがみずからの責任を果たし、同じ方向に向かって初めて、朝鮮半島の非核化は実現できる」

と述べて、

アメリカを含む関係国に自制を呼びかけました。

中国政府は、

北朝鮮が２５日に朝鮮人民軍の創設８５年を迎えるのを前に、

アメリカが空母カール・ビンソンを中心とする艦隊を朝鮮半島周辺に向かわせていることなどで、東アジア地域の緊張が過度に高まることを警戒しています。

このため、中国の王毅外相は２３日、訪問先のギリシャで行った記者会見で、

「このところ、みずからの力を誇示する言動が多すぎる。われわれは平和的で理性のある声を発していく必要がある」

と述べ、

北朝鮮への武力行使も排除しない姿勢を示しているアメリカなどにくぎを刺しました。