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2017年4月4日 16時10分 トピックニュース
3月31日、シンガーソングライター・歌屋櫻が自身のブログで、航空会社「スターフライヤー」の“神対応”を明かした。
櫻は、「スターフライヤーの神対応」とのタイトルで、その様子が紹介していた。母親の七回忌で福岡に帰るため、櫻は同社を利用したそうだ。機内の座席についた際、自身の荷物は座席上に収納するも、スカーフに包んだ母の遺影と位牌は胸に抱えていたという。
だが離陸時に、キャビンアテンダント(CA)から足元などに収納するように求められたという。ここで櫻は、自らのワガママと承知した上で「母の遺影なので足元にも置きたくなくて…手でしっかり持ってますので抱えてたらダメでしょうか?」と訴えると、入れ替わりで来たCAから思わぬ対応をされたというのだ。
そのCAは、まず対応の非礼を詫びた上で「もし宜しければ隣のお席が空いておりますので、お客様にも座席に座って景色をご覧になって頂いてはいかがでしょう?」「その際にシートベルトを袋にかけさせて頂きますが、もし宜しければ隣でごゆっくりフライトをお楽しみ下さい」と、母親の遺影をしっかり「お客様」として隣席に座らせてくれたという。
さらに、CAが「(遺影に)最初に気付けず、申し訳ありませんでした」と謝罪したことにも櫻は感動したようで、「思わずジンとして涙がポロポロ溢れた」と心境を語っていた。その後も、機内サービスの際に「隣のお客様(母親の遺影)にも何かお飲み物いかがですか?」と丁寧に接してくれたそうだ。
櫻は「なんだか本当にお母さんと2人旅をしているような気持ちで、幸せなフライトになりました」と振り返り、「明日は母の七回忌。一生忘れない暖かい心遣いのおかげで、穏やかな気持ちで迎えられそうです」などと、同社への感謝の言葉で締めくくっていた。
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