• No.15

    17/07/29 17:10:13

    続き

    Q。石破4条件と言われる閣議決定の内容が守られていない!
    A。その閣議決定は2015年6月30日にされ、その4条件を元に学園や特区申請の市が計画を提出し、
    それを2016年3月31日までに文科省が受給見通し等の反証をしなければいけないという期限が
    設けられていた。それにも関わらず文科省は挙証責任を放棄。2016年11月9日の
    諮問会議において文科大臣、農水大臣、国交大臣が獣医学部設置の取りまとめに異議申し立てを
    行わなかったので決定。
    なおWGの原委員が有識者会見で述べていたが、4条件については「クリアできる」という見通しは
    既についていたとのこと。その自信を裏付ける根拠がまさに2007年の構造特区時代からの提案蓄積である

    Q。需要の挙証責任は今治や加計・内閣府にあるはずだ!
    A。「国家戦略特別区域基本方針」という閣議決定において、
    「規制所管府省庁がこれらの規制・制度改革が困難と判断する場合には、
    当該規制所管府省庁において正当な理由の説明を適切に行うこととする」
    と定められています。実はこれが定められるよりも前に中央省庁での慣例として当たり前の
    やり取りであり、「規制をかける側が証明する」のは常識だそうです。(だから文科省は3流省庁と
    揶揄される)

    Q。30年4月開校が条件だったから京産大はあきらめたんだ!やはり加計に絞るために内閣府が提案した
    ものだ!
    A。30年4月開校は今治市が提案したものです。「千葉県成田市での医学部新設の日程を参考に
    『最短なら平成30(2018)年4月』と市が希望し、国へ伝えてきた」と市長の発言。
    だから文科省文書にある「内閣府は30年4月の開校が出来なくてもいい」という根拠に繋がります。

    Q。今治・加計の関係を知っていたから総理は特区認定したんだ!
    A。平成26年から特区WGで議論していて、今治市が特区に指定されたのは平成27年末。なので今治を
    前提に議論しておらず、むしろ最初は新潟市から特区提案が出てそれを前提にずっと議論していた。
    今治は特区指定されるまでは構造改革特区等の別のところで申請を続けてきた

    Q。設置審にかけるはるか前に教員を募集しているなんてやっぱり加計ありきじゃないか!
    A。私立大学の設置認可にかかる設置審において議論する際には通常は「土地が確保出来ていること」
    「教員が確保出来ていること」等様々な分野において準備が整っていることが条件になっています。
    なので加計学園だけではなく他のどの大学も設置審の前に教員を確保しています。

    Q。文科省内部文書では今治・加計ありきのような印象が拭えない!
    A。時系列を整理しましょう。
    2015年6月8日:今治国家戦略特区における獣医学部新設の閣議決定(石破4条件)
    2016年3月31日:文科省の需要見通しの挙証責任が果たされずに期限切れ
    2016年4月26日:民進党の高井議員が国会で「愛媛県に岡山理科大(加計)獣医学部を!各省庁に
    働きかけを」と石破元大臣に対して質疑
    2016年9月16日:期限を延ばしてもらったにも関わらず特区WGで反論できずに文科省惨敗
    2016年9月26日:文科省内部文書作成
    2016年10月○日:京産大提案
    以上から、文科省文書は京産大提案よりも前に作られたものであり、「加計ありき」ではなく
    「今治・加計しかなかった」というのが正しい表現です。そして「課長レベル」で決着がつき、
    設置認可にかかる申請の許可が降りる事が決定したことによって「総理が介入するまでもなく
    終わった」話だったということ。


    今回の件で岩盤規制が突破されたのは設置認可すら与えない「告示」のことであり、加計学園の
    獣医学部が開校するかどうかはまだ決定していない。「設置認可の申請を許可」しただけである。
    今後の審査に注目したい。

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