フィリピンのルバング島で29年間、ゲリラ戦闘してた小野田寛郎さん知ってる？

戦争が終わったこと知らなかったんじゃないの？
そんで人が目の前に現れたら「敵！」ってなって殺害しちゃったとか？

終戦を知らなかったからね。やらなきゃやられるだったんだろうなと。
肯定は出来ないけど、許してくれた島民の方々もわかってるんじゃないかな。じゃなきゃ許せないと思うし。

家族がどんなにビラや呼び掛けをしても、アメリカ軍の作戦だと思い込んで絶対出てこなかったけど、パンダ・小野田さん・雪男に会うのが夢だという冒険家との接触で上官に任務解除してもらってやっと帰国したんだよね。

島民、戦争がやっと終ったと思ってたのに29年間も食糧や日用品を小野田さん達に強奪されたり、山にバナナとか採りに行けば撃たれるしで生きた心地しなかっただろうね。

極めつけは日本政府が100万ドル渡すつもりだったのに贈呈式で大統領が受け取り拒否するし。

主、さてはETV特集見たな！
私も見たよ

>>4
そう！！！内容を詳しく覚えてるうちにママスタの人と色々語りたかったんだけど、深夜で人少なくて悲しい。

ママスタで日本に感謝してないのは中国・韓国くらいで東南アジアの人は日本のおかげで独立出来たと喜んでるって頭に叩き込まれてたから、民間人の家をいきなり日本兵の基地？にしたり怖がらせてたりしてたんだと思うと何とも言えない気持ちになる。

横井庄一さんって人も終戦を知らずに何十年もゲリラ戦を行ってたみたいだけど、そんな人が「よっこいしょういち！」ってダジャレになるなんて平和ボケもすごいよね。

戦争してたんだもん、そうでしょうよ。
フィリピンってそんなに親日だっけ？

知ってた。
中野学校出の少尉さんだもの、徹底した教育を受けて来たのだと思った。

横井さんと小野田さんとでは、ちょっと違うよね。

知ってた。
本読んだから。

小野田さんは徹底した職業軍人、横田さんは民間から徴収された一般兵だから同じに考えてはいけないよね。

小野田寛郎さんが帰国して間もない頃にゴーストライターやってた人が書いた
「幻想の英雄」という本があって、以前はネットで全文公開されてたんだけど
戦争が終わっていたことをおそらくは知っていた
でも、帰るに帰れなかった
なぜなら、戦争が終わっていることを知りながら、島民を何十人も殺していたから
しかも、帰国後も島民のことを「ドン公（土人よりさらに貶める言い方）」と呼び、
銃で膝を狙撃して動けなくした上で、ナタで滅多斬りにして殺したことを
武勇伝のように語る、異常な人格が描かれてたよ
自分に対する批判者だった野坂昭如のことを「轢き殺してやる」と言っていたり

ただまあ、戦争という異常な状態がこういう人格をつくり出してしまって
その回復に時間がかかったんだろうな、とは思った
ブラジルに移住後の小野田さんは、本来の人格を取り戻した感じだったよね

ルバン島だったかな、小野田さんの本持ってる。すごい精神力だよね。尊敬する。

そうそう
「恥ずかしながら、帰って参りました」で有名な横井庄一さんに対しては
帰国後「将校である俺と一緒にするな」という意識を持っていたことも書いてあった

横井さんって、テーラーだった人だっけ？そのへんの草で服作って、木でボタンも作ってたよね。手作りで色々生活用品作ってて、すごいと思った。