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マレーシア、北朝鮮大使を国外追放 金正男氏暗殺めぐり
【クアラルンプール=吉村英輝】北朝鮮の金正男氏殺害事件で、マレーシア外務省は4日夜、姜哲駐マレーシア北朝鮮大使を「ペルソナ・ノングラータ(好ましからざる人物)」として国外追放するとする声明を発表した。北朝鮮が正男氏殺害事件の捜査について批判を強めていることに対し、反発を強めたマレーシア側が報復措置をとったとみられる。
声明によると、姜大使にマレーシア政府へ出頭するように求めたが、要請に従わなかったことを今回の措置をとった理由としている。
事件後、北朝鮮側が捜査への批判を繰り返していることを受け、マレーシアのザヒド副首相兼内相が北朝鮮との外交関係が適切かどうかを検討し、その内容を報告するよう外務省に指示。北朝鮮大使の国外退去処分や在北朝鮮マレーシア大使館の閉鎖が検討されていた。
また、マレーシアから国外追放処分となった北朝鮮国籍のリ・ジョンチョル氏(46)が、経由地の北京で、マレーシア警察の「不当捜査」を非難するなど、両国間の関係が悪化している。
産経ニュース 2017.3.4 23:11
http://www.sankei.com/world/news/170304/wor1703040061-n1.html- 0
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