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- ねぎま
- 17/02/24 05:53:15
産経新聞
埼玉県川口市の認可外保育所で平成27年9月、3カ月の男児が死亡した事故で、弁護士や小児科医らからなる川口市の事故検証委員会は22日、奥ノ木信夫市長へ報告書を提出した。報告書では保育の質が不十分だったことを指摘、事故防止マニュアル作成や保育従事者の研修の充実などを提言した。
報告書によると、施設では泣き続けている男児をベッドに寝かせたままであやさなかったり、母親から頼まれたのに施設内の連絡不備でミルクを飲ませなかったりと十分なケアがなされていなかった。
奥ノ木市長は「財政的に支援が必要なものは予算を確保する」と、保育人員確保のための支援施策などを検討すると表明した。
男児の両親は同日、市内で会見し、父親(35)は「再発防止の提言が少なく内容も抽象的だ。市の今後の対応を見守りたい」と硬い表情で話した。
報告書などによると、男児は27年9月1日、認可外保育所に預けられた約1時間後に、ベビーベッドでうつぶせになり呼吸をしていない状態で保育士に発見され翌日死亡した。
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