【日本舞踊・花柳流後継争い】貴彦氏が四世家元・寛氏と直接対決へ 28日の「新年総会」で

匿名

花餅

17/01/30 14:19:59

【花柳流後継争い】
貴彦氏が四世家元・寛氏と直接対決へ 28日の「新年総会」で

2017.1.23 18:08

 日本舞踊の最大流派「花柳流」の四世家元、花柳寿輔(本名・花柳寛)氏(85)と家元襲名をめぐって対立していた花柳貴彦(本名・青山貴彦)氏(41)が「花柳流からの除名は不当で無効だ」と訴えていた訴訟=1、2審貴彦氏側勝訴、最高裁で係属中=に関連し、貴彦氏側は23日、貴彦氏が花柳流の会員であることの確認を求める仮処分を東京高裁(安浪亮介裁判長)に申し立て、同高裁が認める決定を出したと明らかにした。決定は1月20日付。

 同日、東京・霞が関で会見した貴彦氏側によると、花柳流は1月28日に名取が一堂に会し運営方針などを議論する「新年総会」を開催予定。貴彦氏は出席を希望しているが、判決が確定前であることを理由に出席拒否される恐れがあったため、1、2審で認められた会員としての地位の保全を求める仮処分を申し立てていたという。

 貴彦氏は「新年総会には四世家元や、四世家元が五世に指名した孫の創右氏も出席するはずだ。創右氏を五世家元に指名した経緯や、今後どう花柳流を運営していくかを質問したい。聞きたいことは山ほどある」と話した。貴彦氏によると、寛氏側と直接対話するのは三世家元が急逝して以来、約9年ぶり。


 高裁判決などによると、平成19年に三世家元が公式に後継指名しないまま死去した後、寛氏が四世家元を襲名したが、貴彦氏は自分が後継指名を受けていたと主張。貴彦氏は26年4月、必要な手続きを経ずに上演をしたなどとの理由で、寛氏から除名処分を受けた。

 東京高裁は昨年12月、「寛氏は自分の地位を固め、孫に家元の継承を図るために、貴彦氏を排除する意図があったとうかがわれる」と指摘。除名処分は家元の裁量権を逸脱しているとして、除名は無効との判断を示した。寛氏側は上告している。

産経ニュース
http://www.sankei.com/affairs/news/170123/afr1701230021-n1.html

今までの経緯は>>1以降

コメント

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  • No.5

    ぴよぴよ

  • No.6 花餅

    17/01/30 15:34:41

    【日本舞踊花柳流お家騒動の経緯】

    花柳流・3代目宗家家元の甥である“花柳貴彦”氏(41歳)と、流派内の実力者である“花柳寛”氏(84歳)が、互いに「自分が花柳流4代目の宗家家元である」と主張し争っています。

    日本舞踊の世界は、歌舞伎と同様に実子が跡を継いでいくのが慣習です。
    ところが、花柳流・3代目家元には実子がいませんでした。
    また、後継者も正式に指名していませんでした。
    そして、そんな状況で3代目は2007年に急死してしまいます。

    3代目家元の葬儀は、3代目の後見人のひとりであった花柳寛氏が喪主をつとめました。
    そして、寛氏は「自分が4代目に就任する」と正式に発表しました。

    ところが、それに対して、3代目の甥である花柳貴彦氏が、「自分は叔母に後継者として指名され、叔母から指導を受けていた」と異議を唱えました。
    また、流派内でも「3代目は貴彦さんを後継者として紹介していた」という証言をする人が現れました。

    しかし、明文化された遺言書などがなかったため、理事会から次期家元に推薦されていた花柳寛氏が4代目を暫定的に襲名するという運びになってしまいます。
    寛氏自身も「血筋の者に家元を譲っていくのはもう時代に合わない。これからは自分が実力のある者を選んでいく」と言い、貴彦さんの訴えを退けました。

    そして、寛氏は自分の孫を5代目として正式に指名しました。

    2011年、寛氏の家元継承に反発する弟子達は「一般社団法人花柳流花柳会」を設立します。
    しかし、寛氏が「花柳流」などの名称使用差し止めを求める訴訟を起こし、翌2012年には東京地裁が寛氏の主張を認める判決を下しました。
    寛氏は、「一般社団法人花柳流花柳会」を設立した家元を除名処分にします。

    2012年、東京家裁では「寛氏による4代目の継承は、3代目の意志に沿うものではない。3代目は死亡直前まで貴彦氏を4代目家元候補とする意思を持っていた」と判断しました。
    また、東京高裁も東京家裁と同様の判断を下しました。

    2014年、寛氏は「花柳流の演目を無断で踊った」という理由で貴彦氏を花柳流から除名しました。
    貴彦氏は、除名は不当であると裁判を起こします。

    2016年5月、裁判所は、除名処分は「寛氏と孫の家元就任に異議を唱える貴彦氏を排除する意図があった」などと認め、無効だと判断しました。
    また、貴彦氏は、自分が花柳流の会員であることの確認を求める仮処分を東京高裁に申し立て、同高裁は認める決定を出しました(2017年1月)。

    花柳流は、現在も花柳寛氏を4代目として運営されています。

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