校長ら６人を処分　わいせつ事件などで

　愛知県教育委員会は２２日、４人の若手教諭にパワハラをしたとして、豊田市立梅坪台中の男性校長（５９）を、停職１カ月の懲戒処分とした。他にわいせつ行為や盗撮容疑で逮捕された２人を含む５人の教諭、非常勤講師を免職や停職の処分にした。

　県教委によると、校長は２００９年ごろから、深夜に２時間ほど、新人教諭を立たせて説教したり、懇親会に遅れた別の２人の頭をたたいたりした。新人教諭は心身の不調を訴え休職した。

　また、教え子の女児の下半身を撮影したとして強制わいせつ容疑で逮捕された豊田市立小の教諭（５２）を免職、男子トイレで盗撮したとして県迷惑行為防止条例違反容疑で逮捕された東海市立小の教頭（５４）を停職６カ月にした。生徒の水筒を投げた教諭や窃盗、ストーカー行為をした非常勤講師をそれぞれ停職処分にした。(共同)