• No.49 副反応について

    PC

    06/04/22 23:34:34

    現在、予防接種に使っているワクチンは生ワクチンであり、入っているウイルスは毒性を弱めているとはいえ生きていますから、ポリオにかかった時と同じように手や足に麻痺があらわれることがあります。これは、ワクチンを飲んだ後、飲んだ人の腸の中でウイルスが増えていく過程で毒性が強くなることがあるため(突然変異)です。その頻度は、440万回の接種に1回注6程度です。毒性が強くなったウイルスの場合も、ポリオウイルスに感染したときと同様に、多くの場合は、明らかな症状が出ずに免疫だけができます。しかし、まれにそのウイルスが脊髄の一部に入り込み、手や足の麻痺があらわれることがあります。これらの重い症状があらわれた方には大変不幸なことですが、生ワクチンによって免疫をつけるしくみを考えると避けられない副反応注7といわざるを得ません。これらの症状は、予防接種を受けた後、多くは1週間~1か月半以内にあらわれます。また、体の免疫機能が弱っている時は、毒性を弱めたウイルスでさえも、麻痺を起こすことがあります。
    副反応とは、予防接種を適切に行っていても、ワクチンの性質や接種を受けた方の体調、体質によって起こる健康障害。現在、予防接種に使用しているワクチンは、この副反応が極力起こらないように注意していますが、それでも一定の確率で起きています。この副反応を含めて、予防接種を行ったことが原因と考えられる健康障害があった場合、法律(予防接種法)によって救済する制度が設けられています

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