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- 稲荷
- 16/11/25 02:24:10
栃木県宇都宮市の保育施設で、高熱を出した赤ちゃんを放置し、死なせた罪などに問われた元施設長の女に対し東京高裁は1審に引き続き懲役10年の判決を言い渡した。
宇都宮市の保育施設「といず」の元施設長・木村久美子被告(60)は、2014年7月、高熱を出していた生後9か月の山口愛美利ちゃんを放置し、熱中症で死亡させた罪や、他の園児を毛布でぐるぐる巻きにして、ひもでしばった罪に問われている。
24日の控訴審判決で東京高裁は「重篤な症状なのに放置したのは乳幼児の人格を顧みない営利優先の態度の表れだ」と指摘し、無罪の主張を退けた。その上で「物同然に取り扱うようなずさんな保育態勢で責任は相当重い」として木村被告に1審に引き続き懲役10年の判決を言い渡した。
愛美利ちゃんの両親「一定のけじめがつけられたかなと思うので良い報告として報告はできると思うが、やるせない気持ちは変わらない」と話した。
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