【青森】下校中の女児(7)、トラックにはねられ死亡 へのコメント（No.22）

ひき逃げ　小2女児死亡/青森・三沢
Web東奥 9月30日 10時39分配信

　29日午後3時55分ごろ、青森県三沢市松原町2丁目の三沢高校野球場前交差点で、近くに住む木崎野小学校2年藤田結衣さん（7）が横断歩道を歩行中、左折してきたトラックにはねられた。藤田さんは頭を強く打って意識不明となり、八戸市内の病院に搬送されたが、同6時13分、死亡が確認された。トラックは逃走し、三沢署や県警交通指導課が死亡ひき逃げ事件として車の行方を追っている。
　同課は逃走車両について、目撃情報から白っぽい2～4トントラックと発表。藤田さんは横断歩道上ではねられ、数メートル先で倒れていた。
　対向車線を車で走行していた女性が110番通報。信号はトラック、藤田さんが進行していた車道、歩道ともに青だったという。藤田さんは下校中だったとみられる。
　現場は十字路で、車道の幅は6.5～7メートル。トラックが走り去った道路は県道三沢十和田線とぶつかる。三沢署は付近の防犯カメラの映像や、聞き込みにより目撃情報を収集。事故直前にトラックの真後ろにいた車を捜すなど捜査を進め、自動車運転処罰法違反（過失致死）、道交法違反（救護義務）などの疑いで、逃走車両の特定を急ぐ。
　本県で小学生が被害に遭ったひき逃げは近年、2014年4月に青森市で小学1年の女児（6）が軽傷を負った事件などがある。しかし、「死亡（ひき逃げ）は近年は聞いたことがない」と捜査幹部は言う。
　現在は秋の全国交通安全運動の期間中。初日の21日以降、県内の犠牲者は3人目。統計に計上されていない事故を含めると4人目。