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韓国 セウォル号 来月上旬にも引き揚げ開始へ
3月19日 19時37分
韓国で3年前、旅客船セウォル号が沈没し、高校生など300人近くが死亡した事故で、韓国政府は19日朝、船体を引き揚げるためのワイヤーの強度などを確認する作業を行い、早ければ来月上旬にも引き揚げを開始したいとしています。
韓国南部の沖合で2014年4月に旅客船のセウォル号が沈没した事故では、修学旅行中の高校生など295人が死亡し、依然として9人の行方がわかっていません。
水深44メートルの海底に沈んだままのセウォル号の船体について、韓国の海洋水産省は、船体の下に金属の板を差し込み、ワイヤーでつりあげて引き揚げる計画で、19日朝は、ワイヤーの強度やセンサーの精度などに問題がないか確認作業を行いました。
当初は、船体を数メートルだけ一時的に持ち上げる確認作業も行う予定でしたが、潮の流れが速く、確認作業は今月22日以降に行うことになりました。そして、早ければ来月5日にも引き揚げを開始し、事故から3年となる来月16日までに船体を現場近くの港に運びたいとしています。
一方で、現場の天候の影響で、これまでもたびたび作業が延期されていて、作業が予定どおり進まない可能性もあります。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170319/k10010917491000.html- 0
17/03/21 13:08:28