ＮＹマンハッタンで爆発、約２０人が負傷

　ニューヨーク・マンハッタンで１７日夜、中心街の通りで爆発が発生した。

　米メディアは、通行人ら約２０人が負傷したと報じている。ニューヨーク市警の発表では、爆発があったのは、マンハッタン中部の店舗や飲食店などが立ち並ぶチェルシー地区。当時は土曜の夜で食事などを楽しむ人たちでごった返していた。

　爆発が起きたのは同日午後８時半（日本時間１８日午前９時半）頃で、目撃情報などから、通りにあった不審物が爆発したとみられるという。地元メディアによると、負傷者はいずれも軽傷。爆発の影響で近隣の地下鉄が運行を一時的に運転を見合わせた。

　この事件に先立ち、近隣のニュージャージー州でも爆発事件が発生しており、警察当局は二つの事件に関連がないか慎重に調べている。ニューヨークでは国連総会の一般討論演説で、１９日から安倍首相ら各国の首脳級が集まることから、厳戒態勢が続いていた。

（ニューヨーク）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160918-00050042-yom-int