• No.286 応援合戦

    16/09/26 23:49:55

    深まる違法建築疑惑 豊洲の耐震性能「大丈夫」に根拠なし

     混迷を極める豊洲新市場。新聞、テレビは「盛り土」問題で大騒ぎだが、耐震基準を満たさない“違法建築”疑惑もくすぶっている。日刊ゲンダイの取材で、都は豊洲の建物が建築基準法上、適法である証拠を何ひとつ持ち合わせていないことが分かった。豊洲の「安全」はもはや、幻想と言うしかない。

    ■情報開示請求に見当外れの文書

     本紙は8月25日発売号で、豊洲新市場の“違法建築”疑惑を報じた。公共性の高い建物は、民間所有の建物の「1.25」倍の耐震性能が必要だと建築基準法で義務付けられている。仲卸棟の安全性を証明する「構造計算書」によると、一部が1.25倍ギリギリの数値になっているが、もともと記載がなかった1000トン超の「押さえコンクリート」が後から追加されたことで重量がかさみ、1.25倍に満たない“違法”状態の恐れがあることを指摘したのだ。

     この疑惑について、当時、都は「改めて計算し直したところ、1.34倍の性能があることが分かり、『押さえコン』を追加しても1.25倍を下回ることはない」(中央卸売市場・新市場整備部)と説明していたが、これがトンデモないごまかしだった。

     本紙は情報公開法に基づき、都に「耐震性能1.34倍の根拠資料」を開示請求した。今月20日に開示された計算書には、確かに「1.34」と記されていたが、ナント、この計算書には「押さえコンの追加分の重量が反映されていない」(新市場整備部)というのだ。

     そのうえ驚いたことに、本紙が“違法”状態と指摘したのとは全く別の場所についての計算書だった。仲卸棟は構造上「左、中央、右」に3分割されていて、それぞれの区域ごとに計算されている。本紙が当初、問題視した場所は「左ブロック」だったが、都が示した計算書は「中央ブロック」。なぜ見当外れの“根拠”を示したのか。新市場整備部の担当者に聞いたが、説明になっていない。

    続く

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返信コメント

  • No.287 応援合戦

    16/09/26 23:51:04

    >>286続き

    ――開示された計算書は、1.34倍の根拠になっていない。

    「確かに押さえコンの追加分を反映した計算書でない以上、根拠としては不十分かもしれない」

    ――なぜ反映した計算書を示さないのか。

    「訂正手続きがなされておらず、反映した計算書がないからです。いつ訂正手続きを行うかは分かりません」

    ――仲卸棟の左ブロックは、耐震基準を満たしていないのではないか。

    「問題ないと思っていますが、資料がないので分かりません」

     構造設計1級建築士の高野一樹氏はこう言う。

    「都が開示した計算書は、1.34倍の根拠になっていません。やはり押さえコンの重量が増えた分、仲卸棟の左ブロックは1.25倍を下回っている可能性があります。また、元の設計よりも建物全体の重量が増えているので、骨組みや杭にかかる負担も大きくなっていることが考えられます。これらの問題を検証し、全てクリアしなければ『安全』とは言えないでしょう」

     2005年の「姉歯事件」では、耐震偽装で多くのマンションやホテルが建て替えに追い込まれた。5884億円もの血税をつぎ込んだ豊洲も今から建て替えるのか。

     都はこれまで、建物の地下を空洞にし、盛り土をしなくても「問題ない」と言い続けてきた。今回の耐震性能のケースでも根拠もなく「問題ない」と言い張っている点で同じ構図だ。都庁という“伏魔殿”はどこまでも都民をバカにしている。

    日刊ゲンダイ 2016年9月24日
    http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/190372

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