• No.1 お面

    16/08/23 14:52:18

    任天堂は、世界的な「ゲームプラットフォームメーカー」であると同時に、世界に通用するソフトをつくり出せるソフトメーカーでもある。「マリオ」、「ドンキーコング」、「ゼルダ」など、数多くのIPを有している。

    ただ、現在はソニーの「プレイステーション4」と、マイクロソフトの「Xbox」、すなわち「高精細の映画的なゲーム」を楽しむことができる「据え置き型ゲーム専用機」が欧米でヒットしており、任天堂の同型ゲーム機「Wii U」と携帯ゲーム機「3DS」は販売不振に陥っている。

    それゆえ、任天堂は2012年3月期から3期連続の営業赤字に陥り、現在も業績は低迷している。そのなかでの、今回の「ポケモンGO」の大ヒットは、任天堂にとっては「起死回生」につながるものであったといえよう。「ポケモンGO」は、任天堂に従来のビジネスモデルの転換を迫っているともいえる。

    ■「クールジャパン」をゲーム分野で成功に導くには?

    任天堂のビジネスモデルもさることながら、任天堂以外のゲームコンテンツメーカーが、世界的なヒットを生み出せていないことも問題だ。たとえば、日本の有力コンテンツメーカーである、バンダイナムコやスクウェアエニックスの海外でのシェアは数パーセントしかないのが現実だ。

    今回の「ポケモンGO」の大ヒットから得られる教訓は、優秀な技術力や開発力をもった海外企業との提携や、M&Aにより、その技術を取り込み、いままでになかった斬新なゲームコンテンツをつくることができるということだ。

    ゲーム分野も、安倍政権の成長戦略である「クールジャパン」に含まれる。だが、任天堂のみ奮闘しても、世界における日本のゲームコンテンツの存在感は高まらない。では、ゲームコンテンツの面から、今の日本で何をなすべきなのか? 少なくとも2つのことが必要だ。

    続く

コメント

古トピの為、これ以上コメントできません

広告

返信コメント

  • まだコメントがありません

投稿するまえにもう一度確認

ママスタコミュニティはみんなで利用する共有の掲示板型コミュニティです。みんなが気持ちよく利用できる場にするためにご利用前には利用ルール・禁止事項をご確認いただき、投稿時には以下内容をもう一度ご確認ください。

上記すべてをご確認いただいた上で投稿してください。