羽毛産地を誤表示、布団回収 京都西川など3年前に把握

匿名

くじ引き

16/08/06 08:43:23

朝日新聞 8月6日

 寝具大手の京都西川(京都市)とホームセンター大手のLIXILビバ(さいたま市)は、2013年に販売した羽毛布団が、実際は中国産なのに「ドイツ産」の表示で売られていたとして、商品の自主回収を始めた。
両社は3年前に産地偽装の疑いを把握していたが、公表してこなかっった。

 市販の羽毛布団に産地偽装の疑いがある問題を5月に報じて以降、大手メーカーや量販店が羽毛布団の自主回収を公表するのは初めて。

 回収の対象は、
13年2~8月にLIXILビバの関東などの4店舗で販売された羽毛布団。
販売数は72枚としている。
品番などは7月下旬から両社のホームページで公表している。
LIXILビバは、対象品があれば返金または交換するとしている。

 4店舗は
手稲富丘店(札幌市)、
ちはら台店(千葉県市原市)、
深谷店(埼玉県深谷市)、
伊丹店(兵庫県伊丹市)。

 取材では、回収対象の羽毛布団は、京都西川から中部地方の卸売会社を経由して販売された。
京都西川によると、13年3月、卸売会社から「産地偽装の疑いがある」との指摘を受けて社内調査した結果、中国産の布団に「ドイツ産」のラベルが付けられて量販店に渡ったことが判明した。

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