１９歳を逮捕、７人搬送 夏祭りでスプレー噴射した疑い：暴行容疑　兵庫・伊丹

朝日新聞

　３０日午後９時すぎ、夏祭りが開かれていた兵庫県伊丹市荒牧南３丁目の桑田公園で、女性から
「誰かに液体をかけられた」と１１０番通報があった。
１～３６歳の男女
７人が顔面のしびれや目の痛みを訴え、病院に搬送された。
いずれも軽症とみられる。

　県警は、催涙スプレーのようなものを吹きつけた疑いがあるとして、市内の無職少年（１９）を暴行容疑で現行犯逮捕した。
伊丹署によると、当時、公園には住民ら１００人前後がいた。
署員が駆けつけると、複数の目撃者が
「少年がスプレーを噴射した」と証言し、その場で少年が認めた。
直前にけんかなどのトラブルがあったとの情報はなく、動機などについて調べている。

　祭り会場にいた女性から「子どもが液体をかけられた」と１１０番があった。会場にいた幼児を含む７人が病院に運ばれた。

　逮捕容疑は、会場にいた中学２年の男子生徒（１３）にいきなりスプレーを吹きかける暴行をした。生徒とは面識がない。
夏祭りは地元自治会が開き、多くの住民が参加していた。

　現場はＪＲ福知山線北伊丹駅の西約
３キロの住宅街。