• No.1 冷凍ミカン

    16/07/26 00:33:23

    続き

    一部の教師の行為によって窮屈に
     繰り返される不祥事を受け、児童生徒との誤解されるような接触は避けようと、現場は細心の注意を払っている。

     福岡市立小学校の30代の男性教諭は、教室で女子児童と2人きりになることにも気を使う。「水泳の授業で泳ぎ方を教える際に手を握るのも心配。スキンシップで子どもの頭をなでたり、肩に触れたりすることにも躊躇(ちゅうちょ)する」。40代の女性教諭も、児童の体に触れる時は「ごみが付いとるけん、今から取るからね」と理由を必ず伝えるようにしているという。

     可能性や能力を引き出そうと、多くの教師は熱意を持って子どもたちと向き合う。そんな教育現場が、一部の教師の行為によって窮屈になっていく。


    法制審議会の議論
     性犯罪の厳罰化などを議論する法制審議会(法相の諮問機関)の部会は6月、親などの「監護者」が影響力を利用して18歳未満の者にわいせつ行為などをした場合、暴行や脅迫がなくても罰することができる規定を新設するなどした刑法改正案の要綱をまとめた。性暴力の被害者らでつくる市民団体は、教師やコーチなど指導的立場にある者からの子どもへの性暴力についても、同様の規定を設けるよう要請していたが、反対意見が多く、盛り込まれなかった。要綱は秋にも法相に答申される。

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    西日本新聞社

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