• No.235 八宝菜

    16/07/22 07:59:16

    7/21 西日本新聞

    あのおばあちゃん、大丈夫かな…

     大和(ひろと)さんは気になった。

    ▼高齢の女性が運転手に尋ねていた。
    方向が違う。
    時刻は午後8時ごろ。
    稲築(嘉麻市)方面のバスはもうない。
    「独りにできない」と思った、女性と一緒にバスを降りた。
    母親に連絡し、母親が運転する車で女性を送ることにした

    ▼本紙筑豊版の記事から。
    女性は認知症を患っていた。
    女性は「家の場所を覚えていない」と途方に暮れた様子。
    北岡さんは雑談をしながら、少しずつ思い出してもらった

    ▼女性の自宅近くで、女性を捜していた嘉麻市職員と出会い、無事に送り届けることができた。
    「あのまま1人でバスを降りていたらどうなっていたか。
    何とかしなきゃと必死だった」と北岡さん。
    警察は北岡さんに感謝状を贈った

    ▼近頃、電車やバスの車内では、大人も子どもも携帯電話をいじり、周囲には無関心。
    高齢者が近くに立っていても、画面に没頭して席に座ったままの若者も見掛ける

    ▼それに引き換え、北岡さんの目配りと行動力はお見事。
    剣道で心身を鍛えたたまものか。
    地域の見守りや支えが欠かせない超高齢社会である。
    ちょっとした思いやりの大切さを高校生に教わった。


    NHK 福岡 NEWS

    田川市で家族とはぐれて行方がわからなくなった認知症の女性にバスの車内で声をかけ無事に保護して家まで送り届けたとして嘉麻市の男子高校生に警察から感謝状が贈られた。

    午後8時ごろ、部活動からの帰宅途中飯塚市内を走るバスの車内で、乗客の女性が、運転手にバスの行き先をたずねている様子をみて心配になり、「どこに行きたいんですか」と声をかけた。

    女性がバスの行き先とはまったく違う嘉麻市内の地名を挙げたため一緒に飯塚市内のバス停で降り、携帯電話で自分の母親を呼んで車で女性を嘉麻市の自宅近くまで送り届けた。

    女性はその日、田川市内の美術館を家族といっしょに訪れていたが、午後3時半ごろ、家族が気づかないうちにひとりで美術館を出て行方がわからなくなり家族から通報を受けた警察や嘉麻市の職員が探していた。

    家族によりますと、女性は医師から認知症と診断されている。
    感謝状を受け取った北岡さんは「困っているようだったので何とかしないといけないと思いました。
    保護した時にお婆さんは、安心したようでした」と話していた。

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