引退「記念」で集団暴走した疑い、３２人を検挙　北九州

　北九州市内などをバイクで集団暴走したとして、福岡県警は、少年ら３２人を道路交通法違反（共同危険行為）などの疑いで逮捕・書類送検し、１０日発表した。

いずれも容疑を認め、「スマートフォンで暴走を呼びかけ合ったら、たくさん集まってしまった」などと話している。

　八幡西署によると、少年ら（当時１６～２０）は昨年６月２１日未明、５０～４００ｃｃのバイク２１台に分乗。

北九州市八幡西区で道路一面に広がり蛇行運転を繰り返すなどの暴走をした疑い。
　少年らは、１７歳の配管工が暴走を引退する記念として集団暴走を企画し、呼びかけに応じた複数のグループが参加した。

　県警は１時間半にわたり追跡し、動画を撮影。

映像をもとに、昨年１１月から今年５月にかけて２０人を逮捕した。

集団暴走の疑いで逮捕、書類送検されたのは、北九州市などに住む１６歳から１８歳の少年３１人と２０歳の専門学校生１人です。

無免許運転したりした疑いが持たれています。

少年らは、北九州市八幡西区から宗像市までの往復約６０ｷﾛを暴走していました。
朝日新聞

集団が対向車線にはみ出して暴走する様子が撮影されていた＝２０１５年６月、北九州市八幡西区、福岡県警提供