- なんでも
- ワインゼリー
- 16/06/08 21:16:54
マルチ商法・ネットワークビジネスとして有名な「アムウェイ」の勧誘スクリプト（台本）がネット上に流出した。コンビニのコピー機に残されているのを発見した人物が公開した。
すでに知っている人も多いとは思うが、念のため説明しておく。
アムウェイやニュースキンといったMLM（連鎖販売取引）を行う会社は一般人に商品を買い取らせ、勧誘員として使うことで勢力を拡大してきた。
だが、鍋や洗剤、化粧品などの商材は不自然に高く、また友人関係を犠牲にして勧誘することで金儲けすることになると批判の声が集まっている。
さて、ここからが本題。下北沢のセブンイレブンですごいものが見つかった。
「アムウェイって知ってる？」から始まるフローチャートは質疑応答のシミュレーションということが分かる。
驚くべきはどの流れになっても最終的にはアポイントに繋がる点。
会話の流れの中でアムウェイについて知らないというところを見つけて、「私がちゃんと詳しく話してあげる」とアポに繋げるのだ。
これはおそらく友人・知人に対して電話営業で直接会うアポをとるスクリプトで、師匠が弟子たちに配ったものと思われる。
弟子たちが契約を取ってくれば師匠にもお金が入るのでアムウェイはこうした営業教育にも熱心なのだ。
ここでアムウェイ・ビジネスセミナー・テキストを見てみよう。
ディストリビューター（営業員）向けの資料だ。
▼アポをとるときは勧誘の目的を事前に伝えないと特定商取引法の法律違反になると書かれている。ということは冒頭の勧誘スクリプトは完全にアウトだ…。
▼さらに相手から勧誘を受ける意思を確認しないとこれもまた法律違反。
勧誘ガイドラインにはずいぶんと礼儀正しいことが書かれているが、実際にはこれらのマナーは全く守られていないのが現状だ。金儲けに目がくらんだディストリビューターはあの手この手で勧誘し、自分の子ネズミをたくさんつくることでボロ儲けしようとする。
こちらの動画ではアムウェイのお偉方が下品な言葉遣いで話している。
https://youtu.be/ocq7Es2F0Cs
与沢翼のようなインチキ臭い人はどうしていちいちホワイトボードに書きながら説明したがるのか不思議だ。
なおアムウェイの商材については、会員は品質が高いことをやたらと強調するが、比較実験では事前にインチキを仕掛けておき、アムウェイの商品のほうが効果が高いように見せかける手法がすでに有名になっている。
例えば、市販の洗剤を油に垂らしても油は落ちないが、アムウェイの洗剤だと落ちるというデモンストレーションを見せたりするが、アムウェイのほうは事前に水で薄めてあるというトリックが使われている（洗剤は水で薄めて使わないと効果が出ない）。
マルチ商法に手を出せば即座に周囲から白い目で見られるので注意が必要。
毎年、無知な学生や主婦が一定数引っかかってしまうので事前に知識をもっておくことが大切だ。
「新しい流通のカタチ」「流通革命」「めちゃくちゃ儲かる」「一緒に夢を追いたい」などという言葉には注意。
世の中に商品はたくさんあるので、もし営業を仕事にするなら何も人から嫌われるものを選ぶのではなく、人から喜ばれるもの選ぼう。
http://netgeek.biz/archives/73160
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