• No.1 続き:乗りものニュース

    16/05/16 03:01:28

    その後、東北・北海道・北陸・秋田新幹線でも、客室内の常時録画が始まっています。

     非常時を想定したシステムの改良も進行中。

    東海道・山陽新幹線では非常ブザーが押された場合、連動して運転台へ防犯カメラの映像が表示されるよう、改修が行われています。

    従来も運転台で映像の確認は可能だったものの、情報管理などの観点から手順が必要でした。

    それを連動表示に改良することで、
    JR東海によると
    「より的確で速やかな対応が可能になる」といいます。

     車内へ持ち込める手回り品のルールも2016年4月28日以降、変更されました。

    それまでガソリンと灯油、軽油は、容器を含む重量が3キログラム以内であれば車内へ持ち込めましたが、現在、そうした可燃性液体は量にかかわらず持ち込み禁止です。

    限界がある安全対策の現実 そこで何ができるのか?

     事件後のおよそ1年でさまざまな対策が行われ、その安全性が高まっているのは事実でしょう。

    ただ、過信できるものではないのも事実です。

    手回り品のルールが改められましたが、乗車前に手荷物検査があるわけではありません。

     イギリス・ロンドンとフランス・パリなどを結ぶ国際高速列車「ユーロスター」では、乗車前に手荷物検査があります。
    しかしその運行本数は1時間に片道3本程度で、1列車の定員は766人、年間の輸送人数は1010万人(2013年)です。

     対し、たとえば東海道新幹線は1時間あたり片道最大15本の運行が可能で、1列車の定員は1323人。

    年間で1億5700万人
    (2014年度)を輸送しており、仮に手荷物検査を行うとすれば、検査設備の設置はもちろん、その場所の確保、乗客をさばききれなくなる、といった問題が発生するでしょう。

     日本の鉄道における安全対策は特にこの1年、確実に進歩し、訓練も行われています。

    しかし先述の通り、過信はできません。

     今回の訓練で、JR東海の新幹線鉄道事業本部・古橋智久運輸営業部長は次のように述べました。

    「お客さまには冷静なご対応をお願いしたいです」

    ≫続く

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返信コメント

  • No.2 続き

    16/05/16 03:08:48

    >>1
     フランスの鉄道では手荷物検査がなくとも、車内へ持ち込む荷物へは住所や氏名を記したタグをつけることが義務づけられています。

    2016年4月に筆者
    (恵 知仁:鉄道ライター)がヨーロッパの鉄道に乗った際、フランスに限らず、ネームタグがつけられた荷物をしばしば見かけました。

    「絶対」の対策が難しいなか、鉄道、そして日本が安全であるために、利用者側も冷静な対応を心がける、そして、たとえば荷物に関しては普段から不審物と思わせないようにする、不審物に注意するなど、それぞれが危機に対する「意識」を高めていくことが今後、重要なのかもしれません。


    《古トピ》
    東海道新幹線で煙
    2人心肺停止の情報

    30日昼前、東京発新大阪行きの東海道新幹線のぞみ225号が新横浜と小田原の間で停車しました。
    小田原市消防本部によりますと車内で火災が起きたという情報があり、詳しい状況を確認しています。
    また消防本部によりますと、車内で2人が心肺停止の状態になっているという情報があるということです。

    JR東海によりますと、30日午前11時半ごろ、東京発新大阪行きの東海道新幹線のぞみ225号が新横浜と小田原の間の小田原市上町の下り線で停車しました。

    車内で火災が起きたという情報があり、車内で非常ボタンが押されたということです。

    小田原市消防本部によりますと、新幹線の車内で2人が心肺停止の状態になっているという情報があるということで上下線で運転を見合わせています。車内では、乗客を白煙の上がった場所から離れるよう職員が誘導しているということです

    NHKニュースより。

    車内で油をかぶり
    自殺したとのこと。(15/06/30)

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