• No.26 バァ

    16/06/16 09:21:47

    (東スポWeb)

    前科18犯、スリ稼業65年の“履歴書”
    「デパ地下のさと婆」こと伝説のスリ師、神山さと被告(83)が今年3月に窃盗で逮捕され、先日、懲役2年6月(求刑懲役4年)の実刑判決が言い渡された。
     JR上野駅の物産展の女性客(65)のバッグから、現金4000円入りの財布を抜き取った疑いで現行犯逮捕されたさと婆。

    12歳で終戦を迎え、18歳ごろまでキャバレーに勤務していて、19歳の時に初めてスリで捕まった。

    以来65年もの間、窃盗と服役を繰り返し、前科18犯と前歴9件の“大ベテラン”となった。

     以前は電車などでスリを働く「箱師のさと」として知られたが、体力の衰えからか、最近は自分と同じ高齢者に狙いを定め“主戦場”をデパ地下に移していた。
     東京・中野の持ち家で息子家族と同居。
    アパート部分を貸し出し、月に20万円ほどの家賃収入と月額6万円の年金が支給されていて、老後としては悠々自適だった。

     5年前に東京・吉祥寺のデパートで窃盗未遂で捕まった際は「競艇で遊ぶカネが欲しかった」と供述。

    決して生活に困窮していたわけではないが趣味のギャンブルやプロレス観戦にカネをつぎ込んでいたとみられる。

     裁判では「なぜ取ったのですか」と聞かれ「財布が見えたから」と単純明快に答えたものの、
    「取ったら捕まると思わないの?」
    と問い詰められると
    「忘れちゃった…。被害者には申し訳ないです」とポツリ。

     背中を丸め、ぼそぼそと答える小柄な後ろ姿はとてもスリの常習犯とは思えない。

     業を煮やした裁判長から「なぜ繰り返すんですか」「あなたが財布を取られたらどう?」と問いかけられると、うなだれ「手が出ちゃう…」とスリ師の“サガ”を涙ながらに訴えた。

     近隣住民は毎日のようにウオーキングするさと婆を目撃していた。

    「歩幅も小さくゆっくりでいかにも年寄りの歩き方ですけどね」。

    スリの実行に備え足腰を鍛えていたのだろうか。

     裁判長から
    「今度で最後にしてください。
    繰り返さないでくださいよ!」と声がかけられたが返事はなかった――。

    悪い手癖は直らないものなのか。

コメント

古トピの為、これ以上コメントできません

広告

返信コメント

  • まだコメントがありません

投稿するまえにもう一度確認

ママスタコミュニティはみんなで利用する共有の掲示板型コミュニティです。みんなが気持ちよく利用できる場にするためにご利用前には利用ルール・禁止事項をご確認いただき、投稿時には以下内容をもう一度ご確認ください。

上記すべてをご確認いただいた上で投稿してください。