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- すいか
- 16/03/21 07:13:17
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160321-00000004-asahi-soci
「蒸発」「Wの悲劇」などの推理小説で知られる作家の夏樹静子
(なつき・しずこ、本名出光静子〈いでみつ・しずこ〉)さんが
19日午前3時10分、心不全のため福岡市内で死去した。77歳だった。
通夜は24日午後6時、葬儀は25日正午から福岡市中央区古小烏町
70の1のユウベル積善社福岡斎場で。喪主は夫で新出光会長の
芳秀(よしひで)さん。自宅は福岡市南区大池2の6の1。
男女の心理を巧みに織り込んだ描写と、失踪や体外受精といった
現代の社会問題を採り入れた社会派ミステリーで多くのファンを魅了。
著作は100冊を超えた。
1938年、東京生まれ。慶応大文学部在学中、江戸川乱歩賞への
応募が縁で、NHKの推理ドラマ「私だけが知っている」の脚本を担当した。
69年、育児の合間に書いた「天使が消えていく」が江戸川乱歩賞候補に
なって注目され、本格的に文筆活動を開始。飛行機から女性が消える
ミステリーに母性の喪失という問題を巧みに織り込んだ「蒸発」で73年、
日本推理作家協会賞を受賞。「見知らぬわが子」「量刑」「見えない貌(かお)」
など多くの作品を著した。
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