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- すいか
- 16/03/09 16:46:01
店舗数国内2位のドーナツ専門店「クリスピー・クリーム・ドーナツ」(以下、クリスピークリーム)の閉店が止まらない。
今年に入り、京都府、広島県、福岡県などから全面撤退したのをはじめ、都内でも神田小川町や阿佐ヶ谷、玉川 島屋の店舗が閉鎖となってしまった。
アメリカで1937年に創業したドーナツチェーン。日本国内では、2006年にロッテが
「クリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパン」を設立し、同年12月に国内1号店となる「新宿サザンテラス店」を出店、日本上陸を果たした。
出店当初は主力商品である「オリジナル・グレーズド」の無料配布サービスを行い、平日でも1時間を超える行列が発生したことで注目を集め、既存のドーナツ専門店の2倍ほどの価格帯ながら順調に顧客の支持を獲得。
クリスピークリームと同時期に参入した高価格ドーナツ店「ドーナッツプラント」、「サザンメイドドーナツ」が運営会社の経営悪化により店舗数を大幅に減らした一方で、ロッテが親会社の「クリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパン」は順調に店舗網を拡大していた。
しかし2016年に入ると状況が一変する。
1月に岡山市、福岡市から一気に全面撤退したのを皮切りに、2月には広島県、京都府からも全面撤退。
実は、アメリカではクリスピークリームと言うと日本のようなカフェスタイル・単独店舗での販売ではなく、スーパーマーケットで販売されているドーナツをイメージする人も多い。
現在、欧米のクリスピークリームでは無店舗販売によるコスト削減を進めており、駅やスーパーマーケット内でのワゴン販売が主流となっているのだ。
news.infoseek.co.jp
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