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- 匿名
- 16/02/23 17:22:23
迷路のように複雑に入り組んだ大阪・梅田の広大な地下街。
インターネット上では、地下迷宮を意味する「梅田ダンジョン」や「世界有数の都市型迷路」と称され、注目を集めている。
地図を片手に右往左往する外国人旅行者が続出し、日本人観光客でも“遭難”してしまうケースが多発しているという。
なぜこれほどまでに複雑な構造になったのか。 そしてネット上ではついに、迷宮を抜け出す攻略をめぐってゲームアプリの開発につながる動きも出てきた。
~~中略~~
■訪問者を惑わせる斜め交差に2層構造…梅田の地下街が人を迷わせるのは、主に次のような理由が挙げられる。
(1)地下道が碁盤目状でないため、交差点が直角ではなく斜めになっている地点が多い
(2)傾斜した地形のため、同じ地下1階でも数メートルの高低差が生じる場所がある
(3)地下1階と地下2階の2層構造になっているこうした理由から、移動しているうちに方向感覚を狂わされたり、何階にいるのか分からなくなったりしてしまう。
梅田の地下街は、昭和17年にJR大阪駅南側に地下道ができて以降、後発の地下街やビルが次々と連結して拡大。
傾斜した地形で同じ地下1階でも平行に連絡できない場所があったほか、地上の道に沿って地下道も斜めになってしまった。
さらに、地下街や地上のビルが別会社だったことも災いし、不完全な案内図も多かった。ある案内所のスタッフは「地図を読むのが得意な人でも、地下街には地図のように平らではなく階段を上り下りしないといけない場所もある。途中で迷ってしまうのも無理はない」と打ち明ける。
梅田周辺にはJR、阪急、阪神など異なる6つの駅が乗り入れているほか、大きな百貨店やショッピングモールも立ち並び、これらがすべて地下で連結している。
地下街をマスターすれば、暑い日や雨の日でも快適に移動でき、ショッピングや観光をスムーズに進めることが可能だ。
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