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「保育園落ちた日本死、ね」と叫んだ人に伝えたい、保育園が増えない理由
駒崎弘樹 | 認定NPO法人フローレンス代表理事/日本病児保育協会 理事長2016年2月17日 9時38分配信
こんばんは、都内で13園の小規模認可保育所を経営する、中小企業のおっさんの駒崎です。
今日は、ネット上でバズっている魂の叫びに、保育園現場から、また政府の審議会委員の立場から答えたいと思います。
【魂の叫び「保育園落ちた日本死、ね!!!」】
ある保育園入園審査に落ちた方の、ネット上の魂の叫びが、さざ波のように広がっています。
「保育園落ちた日本死、ね!!!」
http://anond.hatelabo.jp/20160215171759
分かる、分かるよ。
何が一億総活躍社会だよ、と。
私活躍できないじゃん、と。その通り。
じゃあ、政府は何もしていないのか?
【実は保育所数は劇的に増えてるけど、待機児童は減ってない】
20年くらい前から少子化懸念が高まって、政府は待機児童対策をしてきましたが、あまりお金は使ってきませんでした。
遅きに失した感はありますが、ようやく消費税増税の一部を使う、という財源のメドをつけて、昨年4月から「子ども子育て新制度」という待機児童問題にガチで取り組みますよ、という方策を打ち出しました。
(実際は新制度を見越して、1年前倒しで、園づくりを加速させました。)
ということもあって、平成25年度あたりからグンと保育の拡大量が伸びました。
しかし、認可保育所に申し込む人が増えたこともあり、待機児童は減らせず、むしろ若干増えている、という状況なのです。
(内閣府子ども子育て会議資料より)
この2月の入園結果は、まだ統計には組み入れられていないので、確たることは言えないのですが、おそらく今年も状況は昨年と似たようなものではないか、と想定されます。
以下は
http://googleweblight.com/?lite_url=http://bylines.news.yahoo.co.jp/komazakihiroki/20160217-00054487/&s=1&f=1&client=ms-kddi_blended-jp&ts=1455679142&sig=ALL1Aj6Osg8VEQnC9zr0VXX7ArToeb9e9wで。- 0
16/02/17 12:26:38