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連合のシンクタンク、連合総合生活開発研究所(連合総研)は、小中学校教員の1日平均労働時間が約13時間との調査結果をまとめた。「保護者・地域からの要望対応」「国や教育委員会からの調査対応」への負担感が高く、勤務日の睡眠時間は約6時間、読書時間は15分未満だった。
連合総研は「教員の健康悪化や資質向上の機会不足を招き、教育の質の低下につながる恐れがある」として、長時間労働の改善を求めている。
連合総研によると、小学校教員は平均で午前7時29分に出勤し、午後7時11分に退勤。学校外で1時間9分働いていた。中学校教員は午前7時23分出勤、午後7時38分退勤、学校外労働は1時間6分だった。
負担を感じる業務を聞くと「保護者・地域からの要望対応」が小中とも80%を超えて1位。2位も小中ともに「国や教委からの調査対応」だった。小中いずれも、他の職員・スタッフに移行すべき業務の1位が「学校徴収金未納者への対応」で、2位が「国や教委からの調査対応」だった。
調査は昨年12月に公立小中高校の教員を対象に行い、2489人が答えた。〔共同〕
日本経済新聞
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